高卒介護士ぼくが19歳で社長になるまで

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先に言っておくけど、よくある輝かしい起業成功話よりも、100倍陰気臭いから

「あーね。こんな​ヤツでも起業できるんやったら、ワイやったら余裕だろ」
と下に見ていただいたり、笑ってもらえると嬉しいよね。だいぶアブノーマルよ。


18歳の春、ぼくは高校卒業後、介護施設に就職した。


元々、勉強がキライだったし、親にも経済的な負担をかけたくなかったから、早々に大学は行かずに、高校卒業してさっさと働こうと決めていた。

大学を出たというステータスは、モテるかもしれないけど、モテよりもぼくは、あまり努力せず。
好きなゲームを好きなだけ買って、テキトーに働いて、休日に1日丸々使ってゲームをやり込む生活を、早く迎えたかった(引きこもり陰キャ感)

昔、通っていた高校の科は、「介護福祉士」っていう、数十年は食いっぱぐれないであろう神国家資格を取れるトコロで、3年勉強したり(クッソ暇な)介護実習にも行って資格試験に合格して。
んでもって、高3の秋には就職先も余裕で決まっていたので、超余裕ブッこいて、春休みはモンハンやり込んでいた。


介護にしては、まあまあお給料もボーナスも良くて(月18万〜ぐらい?地方にしては高いんじゃない、知らんけど)
実家から通勤時間10分という、二度目してくれと言わんばかりの勤務先。


とにかく大きな変化を恐れる「安定重視」だったぼくは、その施設で定年まで働いていこうと決めていたのよ。
給料が低くてもいいから、とにかく静かに、そこそこ楽して生きたかった。今が楽しかったらそれで良かったのよ。
その時は、自分以外の人のことなんて、超どうでも良いように考えていた自分だったと思う。お客様のことを考えるビジネスとか、到底難しかっただろうね。うん。


「すみません、辞めます(就職1ヶ月目)


でもね、その
「定年まで安心安全安定!保証付きのゲーム三昧人生!」
も1ヶ月で終わったのよ。というか、自分で終わらしてしまったの。

原因は「職場の人間関係」

経験ある人はめっちゃ共感してくれると思うけど、
基本的に業務内容とかお給料というのは、働く前にさらっと把握できるけど、会社って就職して中に入ってみないと、
「そこでどんな人が働いているのか?」
といった人間関係までは、詳しく分からないのよ。

特に、ぼくが配属されるフロアの上司達が、相当キツかった。

「上司なんてだいたいそんなもんだろ、これだからゆとりは…」
とも言われたことがあるが、たしかに仰る通り、ぼくのメンタルの弱さも悪いと思う。

残念ながら、ぼくはシンプルに、根っからのシャイで、メンタルが弱くて、一回怒られたら、その日の夜はそのことが忘れられなくてプルプル震えて眠れないぐらい。
とにかく繊細で敏感だったのよ。

周りに嫌いなヒトができると、そこから何がなんでも逃げ出したくなるぐらい、「人間関係からくるストレス」にめちゃ弱いヒトなのよ。今でもそうだけど。



あと、ぼくに対する当たりが強かったのも辞めた原因の一つだけど、もう一つは
「利用者(高齢者)に対する当たりが悪かった」
というのもあった。

ぼくのついたところは、特に寝たきりの重度の高齢者が多いフロア。

前提として、全ての介護施設がそうではないが、
上司や一部職員の、利用者に食事を食べていただく食事介助の時や、カラダをキレイキレイするお風呂介護の時の、
「人を若干、邪険にモノとして扱っている感」
がどうしても気になったの。

もちろん、そういう介護の現場は少なくないと思うし、いざやってみるとそうなってしまうのも仕方ないと思う。
利用者も家族じゃなくて、言ってしまえば他人だから、どうしても思いやりに欠けてしまう時もあるだろう。


でもだからといって
「もっと丁寧に、思いやりを持って介護しませんか?(生徒会長感)」
とも言える度胸も実績もなかったの。


「じゃあそういう介護を見て見ぬフリしながら、お給料を貰う生活を
送ろうか?」
と言われれば、自分のナカの中途半端な善意を捨てればできるかもしれないが、ぼくは良くも悪くもピュアだったみたいで。

「介護」という世界に嫌気が指して、ぼくの中の介護に対する何かがポッキリ折れて辞めてしまった。就職して1ヶ月だね。これは戦犯ゆとり野郎だね。


誤解が生まれないよう言っておくけど、職場の人がガッツリ悪いんじゃなくて、ぼくがメンタル弱くて、そして合わなかったの。

そんなことがあって、ぼくは
「自分のキライな人と一緒に働きたくない」
「究極、一人でお仕事ができる働き方ねえかな」
て強く考えるようになったの。ここまでで、しっかりとゆとり世代しているよね。


「パソコン1台で稼げる!(溢れ出る詐欺臭)」


…急に見出しが怪しくなってきたでしょ?笑

でも大丈夫、安心して。ぼくはよくいる
「自称月100万稼いでいます!(稼いでいない)系男子」じゃないから。

ぼくのショボイ起業ストーリーで、
「あっ、こんなキッズでもこれだけできるんやで、ワイやったら余裕やろ」
って思っていただければ満足なので。



…話は戻るけど、そんなこんなで、ぼくは手堅い就職先を辞めちゃって、
そのあとは、高校時代にお世話になっていた飲食店のアルバイトに戻った。

「まあ、アルバイトで食べていきながら、次の就職先を見つければいっか」
程度に軽く考えていたが、ちょうどこのタイミングで僕は、良くも悪くも「変態的なタイミング」に出会ったの。

それが、高校生の時になんとなく気になっていた、とある起業家の人が
「この夏にビジネスの合宿するわ。ワイみたいにパソコン1台で働く方法を教えるゾ!」
という合宿を珍しく開催していたわけよ。しかも沖縄で。クソ遠い。


普通さ、それ見て
「よくあるネットビジネス系の詐欺やんけ」
って思うのが普通じゃん?じゃん?

でもね、当時の僕は相当、これからの人生の仕事について思い悩んでいたのか、なぜか参加しちゃったんだよね。今だったら絶対参加しないけど。
多分、焦りからそういうのにお金を払っちゃう人も多いと思うし、そういう人を煽って私腹を肥やしている人もいると思う

だし、そういうビジネス系の合宿って高く取るのよ。だから参加費数十万したんだよ。
「プレステ4と、中古の軽自動車買えるな…」
て相当、銀行の振り込み機の前で悩んだね。



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