海外で生き残る人、生き残れない人

10年も海外にいるとたくさんの海外挑戦者が目の前を通り過ぎていく。


大半の日本人は日本に帰国し、ごく少ない若い世代と長くからニューヨークに住む人が残っているのが現状だ。

じゃあいろんな人を見てきた中で、どういう人がニューヨークに残り、どういう人がニューヨークに残れないのか?


まず帰国した人には大きく分けて三種類の人がいる。

1、もともと帰国予定だった人。短期留学や駐在の人たちがこれにあたる。

2、ニューヨークに来た結果、日本の方がいいってなった人。これは素晴らしいことである。

3、ニューヨークに残りたいが残れなかった人。


今回はこの3の人について話したい。

彼ら残れたなかった人と実際に残れた人との差はなんだったのか。


結論からいうとそれは、

「運」と「覚悟」だ

正確に言えば

「運」か「覚悟」だ


両方必要ない

運だけでもいける。

覚悟だけでもいける。

ちなみに僕は前者、運タイプだ。

別に長く住もうと思ってたわけじゃない。

時流に乗ってたまたまグリーンカードにたどり着いた。ただそれだけ。


それと比べるといまビザ申請してる人はどっちかというと運の悪い人となる。

トランプ政権後は明らかに厳しくなっているから。

ただ運は運でしかない。

ここでは運について話しても仕方ないので

自分でコントロールできる「覚悟」の方について考えたい。


「絶対に日本に帰らない」

こういう覚悟を持って来てる人は必ずといっていいほと

ニューヨークに残ることができている。

それはそうだ。帰らないのだから。

極端な話、非合法でも残る気でいる人たちだ。

ただ面白いのがこういう覚悟を持ってる人は

結果として合法的にビザを取得し海外移住を実現している。

非合法でも残りたいという覚悟がある人は

必ず合法の道を手繰り寄せているのだ。


考えてみれば当然で、

これくらいの気持ちがある人はまず行動力がある。

常に生き残るために必要な情報をキャッチする感度がある。

だから普通の人より早くいい情報、必要な人にたどり着く。

覚悟することで、のらりくらり生きてる人と違う景色が見え、結果成功の角度が上がるのだ。


不思議とこのタイプで不法滞在になるケースは少ない。

本気で覚悟してる人は結果を貪欲につかみとる。

合法で残る方法をもぎ取るのだ。

残りたいけど残れなかったという人ははっきり言えば覚悟が足りなかったんだと思うしかない。

覚悟があれば非合法でも帰らない。つまりここにいるはずだからだ。


「覚悟」とは「綺麗事」の反対に存在している。

日本人は綺麗事が多い。

それは日本が綺麗事でまかり通る国だからだ。

世界には世界のルールがある。それは綺麗事じゃ生きられないというルールだ。

結論から言えば覚悟あれば海外移住はなんとでもなるということ。

これは僕の経験論ではなく、10年間見てきた統計論だ。


次回は、ニューヨークに残る人の中で、

合法でサバイブできた人と不法滞在になってしまった人では何が違うのか、

について話したいと思う。


必要なのは覚悟。海外に出たら綺麗事は捨てよう。

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