海外での不法労働は善か悪か

今日はニューヨークの闇について書きたい。

それは不法労働についてだ。

これは現地にいる日本人なら誰もが

わかってることだが、

誰もこの事について語りたがらない。


理由はいくつか考えらえるが

最たる理由は自分たちも経験者だからだろう。


・今の地位になるまで不法労働をした経験がある、

・現在不法労働している(飲食店が多い)

・現在不法で雇っている(学生ビザが多い)


このどれかに当たることが多い。

一応僕の立場をはっきりさせておくと

僕はこの問題について否定も肯定もしない。

そんなもんは自己責任の範囲だという意見。

人に迷惑をかける不法は絶対だめだが、

自分の夢を叶えるための手段として自分でリスクを取るのは

それはその人の自由だと思っている。


さらに言えばここはアメリカだ。

アメリカではこんなこと日常茶飯事だ。

この国は白黒ではなくグレーで成り立っているような国で

不法労働者のメキシコ人がいなくなると飲食店が潰れてしまう。

暗黙の了解。そういうリアルな世界がここにはある。


ただ僕が一つ我慢ならないのは

自分を棚にあげて綺麗事をいう日本人だ。

「不法労働はよくない。賛成しない」


こういう人に多いのは

自分がビザで苦労したことがない人。

大手企業の駐在できてた人や

その道のエリート街道を走れてる人、

お金がある状態でニューヨークへ来た人、

このどれかだ。


誰だって不法しなくていいのであればしたりしない。

そこには外国人としてマイナススタートから生き抜くために

仕方なく取らなければいけないリスクがあったのだ。

日本でパスポートをもって暮らしている日本人には

このシビアな世界のことはわからないだろう。


ニューヨークでは

多分日本にいる人がびっくりするほど

不法で働いてる日本人がいる。多くは学生だ。

なぜならニューヨークはお金がかかる。ラーメン2000円だ。


「お金がないなら行くな」


という声が聞こえて来そうだが、

そんなこと言い始めたら金持ちしか来れなくなる。

海外で活躍する日本人は増えてこないだろう。


ちなみに僕は幸い不法労働の経験はないし、

不法で人を雇ってもいないが、

これは僕はラッキーだっただけだと思っている。


現に友人には沢山いる。


ここで忘れてはいけないのが、

歴史を見れば時代を変えた人は

その時代の法にはまらない不法者

だったことが多いという事実だ。


アメリカを見て欲しい。

ケネディ家は禁酒法時代に裏で酒を売り、

禁酒法が解禁され財産を築いて今がある。

あのブッシュ家もいろんなことをしていた過去がある。


ニューヨークの重鎮と呼ばれ、

日本政府から勲章をもらうような日本人でも

今の地位につくまであらゆる手段を使って来たそうだ。

綺麗事言っていたら今の海外での日本コミュニティは

無かったかもしれない。


中国人、韓国人を見てほしい。

今話してるようなレベルじゃない。

チャイニーズマジックとこちらで言われてる言葉がある。

それは契約書を書き換えるという技の名前だ。

法も何もあったものじゃない。


ここで見なければいけないのは「結果」だ。

パッとしない日本人コミュニティと比べ、

彼らのほうがよっぽど現地で成功してる。

皮肉なことに綺麗事を言ってる集団の方が

「結果」を出せてないのだ。


綺麗事じゃアウェイで生きていけない。

そんな生温い世界じゃない。


生温いこと言ってるから日本人は海外で勝てない。

綺麗事言って日本人同士が足を引っ張りあってる間に、

ライバルは先をいく。同胞の足を引きずり下ろすのではなく

手を取り合って自分の肩を仲間に貸し一緒に壁を超えていく。


これが世界で起こっている紛れもない事実だ。


何度もいうが僕は不法を肯定したいわけじゃない。

不法だからやめるというのは思考停止だと言いたい。

そして一番言いたいのは無責任に綺麗事を並べて

同胞の覚悟を邪魔すんなってことだ。


お口にチャックだ。


自己責任とはそういうことだ。

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