タクシー運転手の日常「朝一のハレンチ」

小雨が降る朝。
20代後半くらいの女性が乗って来た。

平日であるが、仕事の格好でもなく
出かける装いでもない。
シンプルな服装。

見た目は大人しめで可愛らしく、
行き先を丁寧に伝えたあとに「お願いします」と添える
優しさも感じる方。

特に会話をすることもなく、目的地まで向かった。

到着し、お会計をするときだった、その女性に驚かされた。

支払いの確認のために、後ろを振り向くと、胸元の大きく開いた状態で
彼女は前屈みになって座っていた。

「胸元が見えている」
という事故的表現より、
「おっぱいを見せている」
という故意的表現の方が正しいのではないかと思えるほど
前屈みで胸元が大きく開いている。

そして、驚いた理由でもあるそれを決定付ける瞬間も見た。

会計の確認のため後ろを振り向くとき、
振り向きざまの残像の中に
胸元を手で開いている様子が見えた。

朝一でエロスな感情は頭の片隅にも無かったため、
一瞬驚いてしまったが、普通にお会計をして降りて行った。

対応によっては展開が変わっていたかもしれないと思う。

彼女は、薄っすらと挑発的な笑みを浮かべていた。

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