タクシー運転手の日常「深夜の公園の揺れたブランコ」

タクシー運転手は心霊体験をしたことがある。
そう思われることも少なくわないが、僕はない。

単純に霊感がないからかもしれない。

しかし、タクシー乗務中に不思議な光景を目にしたことがある。

時刻は深夜0時を回る、新宿のとある病院の近くの公園。
公園のそばまでお客様をお送りし、お客様を下した扉の先に見えたのが
なんとなく雰囲気の良くない気がした公園。

「この時間だし、誰もいないな~。」

そう思いつつも、なぜか気になっている僕は公園全体を見渡してみた。

すると違和感がある。

テレビでよく見る心霊現象のひとつ、
ブランコが無人の状態で動いていた。

動く大きさは、
ちょうど小さな子供が乗っているのを感じさせるくらいの動き。

人が乗った後の、力が分散された動きではなく、
普通に人が動いて乗っているような綺麗な動きだった。

もちろん、その公園にも、その周辺にも人はいない。

不気味に感じていると、バックミラーに映ったのは

後ろからやってくるタクシーのライトだった。

その場を去ったが、あれが何だったのかは未だ分からない。


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