タクシー運転手の日常「ナビに裏切られる」

タクシーに乗るお客様には、行き先をナビに入力してもらう片もいる。

口頭で伝えにくかったり、初めて行く場所であるならそれで良いが、それはそれで困ることがある。

ナビに裏切られる時があるからだ。

お客様が伝えたきた住所を入力し、
その周りにある建物も確認し、
間違いがないことがわかって向かう。

お客様は運転手の裁量じゃなくてナビに任せてい安心があり、
運転手はこの目的地に向かえば良いという安心がある。

お互いに何の問題もなく目的地は向かうが、到着するときに問題が起こる。

ナビが差す位置が違っていることがあるのだ。

お客様の仰った住所を
「○丁目○番で宜しいですか?」
と復唱し、
「近くに郵便局がありますか?」
なと、周りにある建物によって場所を固めていく作業もする。

それで、間違いがないはずなのに
目的地に到着すると
「あ、ここじゃないですね」
と言われる。

「(え?ナビはここなのに...ナビの入力も確認したのに...)」

そうやって目的地が違ったとき、お客様の疑いの矛先は運転手になる。
たまに目的地を過ぎてしまっているときもあり、
わざと通りすぎたと思われることもある。

そんなつもりはないのに。

このときの感情はどこにもぶつけられない。
ナビは裏切る。

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