【 500円で大切な人を守る⁈ 】✌︎♡





 それは、【おはな】が数年前に離婚して、年頃の息子と過ごした数年間のうちのストーリーだった。
 それは、母おはなが、いつものように朝ご飯を食べ仕事に行く準備をして、慌ただしい朝の出来事だった。
息子は、中学半ばでの離婚後中学後半から、高校に入っても徐々に家にいる方が多くなっていた。いわゆる不登校引きこもりだった。
 それでも私は生活を支えるため仕事をして、いろんな期待や不安を抱えながらも、会社では日常を何とか毎日送っていた。
 そんなある日の慌ただしい朝、息子には高校に入ったらバイトができるんだからと、自分の物は自分でと学校やバイトで必要な物以外での、お金は渡していなかった。今思えばそれも、本人に何とか動いてほしくて、動かそうとしていた気持ちからもあっただろう。
 息子がトイレに行っている隙に、部屋の生ゴミだけは衛生面で片付けをしていた。唯一のチャンスタイムだった。部屋の中で、ゴミっぽいものを、床や開いた財布の中にも、そして散らかったものは、瞬時に両手に集めた。何気なく手に取ったゴミに「クシャッ!」と音がし違和感を感じて『んっ⁈』とふと目をやると、破れたコンドームの殻と使う前なのか、ただ開けただけなのかのゴムが、自分の手の中にあって思わず、ハッとした!
「ジャーッーッ‼︎」やばい息子が戻ってくる!慌てて自分の部屋にもどり、時計に目をやる。時間がない…
遅刻は、できないが、今も結構な決断の時だ。さぁどうする⁈私‥
とりあえず直ぐに自分の部屋に戻って、言い聞かす。落ち着いて。まず→自分は、仕事に行く。→息子には手持ちがないかもしれない。→アレがもうラス1だったら⁈→今日かも⁈
時間もないので、この流れだとしたら、お金は必要な分だけとにかく渡して置こう。
息子が学食で食べる用の貯めていた500円玉を、財布から5枚ほど取り出して、おもむろに息子の部屋に行き、「お母さんはK(息子仮称)が、必要な物に対しては、お金出すから‼︎っ」と言って
その500円玉達を息子の机の上に置いて、家を出て駅まで走りだす。
ダッシュ💨タッタッタッタッタッタッタッタッ!
駅まで、走りながら、また頭の中でいくつか考えが駆け巡る。あれで伝わったのか⁈そう思いながら、慌てて走りながらも電話をかける。
LINE音♪
息子K:「はいー、、」
母おはな:「もしもし⁇お母さんはな、Kが学校で必要な物や大切な人を守る為やったら、そういうお金は出すからっ‼︎」
息子K:「??いや、500円で、どうやって大切な人守るねん‼︎‼︎」
母おはな:「、、なんでもっ‼︎守れんねんっ‼︎
とにかく大切な人を守るためのお金やったら出す!」
この後、息子がどう答えたのかは、今となっては思い出せないが、、(笑

そして、決断をしたおはなは、電車の中で10年来の男友達Pに連絡し、一部始終と今日やると決めたことも伝えた。
おはな  :   "息子にお母さんは、学校やバイトに必要なお金は渡すって言って伝えてるんやけど、ゴムも必要なものやから渡すっていうのはどうかな?"
おはな  :   "高校生やし、これも病気とか息子Kや大切な人の為にも必要なものやから、お母さんこれは渡すって言って買って渡す"
その返信は、こうだった。

男友達P  :  うっかり出来てしまっても早すぎるし、ありかも。て感じです。

息子の立場ならほんま嫌ですけどね(笑  "
読み終えて、いい友人を持ったな笑
つくづくそう思った笑
そして、仕事帰り◯◯良品だと見た目も
リアルでなくて良いと聞いて、早速購入ー。
いや待てよ、1か月いくついるんや⁇
思春期の男子って、、また男友達Pに相談。
返信まだなので、決断する。とりあえず2パックあれば、しばらくはいけるだろう。
そして、家に帰り、息子が夕飯を、食べている間に、部屋の机の上に置いておく。
そして息子に、母おはな:「お母さんは、息子Kに必要なこれだけは、買うからっ‼︎」
息子K:「なに?見てきていい?」
母おはな:「あ、、あとで、ご飯食べ終わったらでいいよ。」
しばらくすると、、
息子K:「俺こんなんいらんでっ?」
と言う息子に
母おはな:「いるよ。男の役目や!」
と言えていた笑

そして、後日息子の机の中に、あったそのアイテムは封があいていた。^ ^
母おはなは、やった!あのときあの決断をしてよかった笑
心からそう思った瞬間だった。笑
これを書いている今は、ウィルスでマスクの世の中、外出もままならず、ニュースを観ないおはなは、自ら必要なウィルス情報を調べていると、ある記事を目にした。
[  中高生の妊娠相談が激増しているという。]
それはやはり日本での性教育が浮き彫りになったんだともあった。
確かに、日本での性教育は、何かもっと違うアプローチや認識を変えていく教育になると
世界は変わっていくだろう。
おはなは、この一幕で、何か自分の中で決断できることの喜び、そして世の中とは違う、親としての役割を、客観的に冷静にみれたことがとても嬉しく感じた(*^^*)



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