ブラックママ友〜出会ったママ友はブラックママ友でした〜

ブラックママ友との出会い

 息子が幼稚園に入園した時のこと。(息子は現在、高校生)うちは園バス通園でした。そこのバス停からバスに乗るのは、うちだけ。他に誰もいないので、ちょっとさみしいなと思っていました。
 係決めの為に幼稚園に行った時、同じクラスで園バス通園のママさんに声をかけられました。「バス停は違うけど、同じバス通園だね!仲良くしようね。」と。そしてメールアドレスが書いてあるメモをもらいました。私は嬉しくて、そのママさんとの交流が始まりました。
 ママさんとは年齢が同じで、上の子と下の子の年齢も同じでした。

ママ友の裏の顔

 ある日ママ友からメール。「明日、〇〇君ママの家に遊びに行くんだけど、一緒にいかない?」って。
 私はその〇〇君ママとはあまり話をしたことがなく、仲良くもないから、ちょっと行きにくいことを話すと、じゃあ言っといてあげるねと。それでメールで「〇〇君ママに言ったら、全然来てって言ってたから、大丈夫!!」って。それで私は子ども達を連れて、行くことにしました。勿論、手土産を持って。
 〇〇君ママの家は4LDKの一軒家。持ち家。2軒目の家で、前の家も一軒家でそれを売って新しく家を買って住んでいました。
 ブラックママ友「私よりも年下なのに、もう持ち家なんて、すご〜い!しかも2軒目だよ〜、いいな〜うらやましい〜。」
 旦那さんと息子さんがプラレールが好きで、毎週土曜日に二人で出かけて、プラレールを買って来るから、沢山あって、プラレールルームを作ったと、部屋を見せてもらった時、ブラックママ友は「すご〜い、もう夢の部屋だよ〜、こんなに沢山プラレール、なかなか集まらないよ〜、すご〜い、うらやましい〜、いいな〜。」と言っていました。〇〇君ママの家にいる間は、ずっと褒めまくっていました。
 帰る時間になり、ブラックママ友と〇〇君の家を笑顔で出ました。玄関のドアが閉まった瞬間、ブラックママ友の表情が一変しました。
 ブラックママ友「見た〜?あれ〜?あの部屋、プラレールの!ざっと数えたら〇〇個以上あって、一つ○○円として計算すると、すごい金額になるよ!信じらんない。子どものプラレールにそんなお金をかけるなんて〜、それにさ〜、うちらよりも年下なのに持ち家だよ、しかも一軒家、しかも2軒目だよ、一軒目も買って売ってまた買って一体、旦那さんの給料いくらなんだよ〜。まあ、将来はうちも一軒家買うけどね。」
 〇〇くんママの家では、ずっと笑顔ですご〜いとか言っていたのに、私はこの人こわいなと思いました。その後も〇〇君ママの前や他のママさんの前では、笑顔で接していました。

マウンティングするマブラックママ友

 ブラックママ友は私と二人きりなると、色々な人の悪口を言うようになりました。あの人は持ち家であの人は賃貸とか、あの人の家は賃貸で家賃はいくら位とか、自分も賃貸マンションに住んでいるのに、賃貸物件に住んでいる人のことを下に見ていました。私なんてアパートに住んでたから、すごく下に見られていたと思います。勝手に、勝ったとか負けたとか。
 ある日、ブラックママ友と子どもが好きなキャラクターの話題になりました。私が「ドラえもん」と言うと、ブラックママ友は表情が変わりました。ブラックママ友は「負けた。」とボソッと言いました。ブラックママ友は「うちはアンパンマン」と言い、「ドラえもんって、ちょっと大人っぽいよね。」と言いました。私はヤバい!と思い、「でもアンパンマンの方が好きかも。」と言いました。

誘いを断り続けた結果

 ブラックママ友から、ほぼ毎朝メールがきました。「下の子を連れて、公園に行くから一緒に行かない?」とか、「今日は〇〇君ママが家に遊びに来るから、来ない?」とか、「買い物一緒に行かない?」とか。
 私は今日はちょっと体調悪くてとか、今日はちょっと頭痛がしてとか、お腹が痛くてと断り続けていました。そのうちブラックママ友からだんだんとメールがこなくなり、全くこなくなりました。私はこの時、メールがこなくなって安心していましたが、憂鬱の始まりでした。
 ある日、行事があって幼稚園に行ったら、ブラックママ友がなんかいつもと態度が違っていました。私のすぐ後ろで他のママさんと話をしていて、「あの人って、ホントに来ないよね。こっちがせっかく誘ってあげてるのに、なんなの〜。これじゃ、誰からも誘われないよね〜。」と言う声が聞こえてきました。きっと私に聞こえるようにわざと。
 その後も幼稚園に行く度に、すぐ後ろで悪口を言われるようになりました。幼稚園に行くのが、だんだん憂鬱になっていきました。
 息子が年中になると違うクラスになり、ホッとしました。しかし年長になるとまた同じクラス。幼稚園に行く度に後ろで悪口を言われました。小学校は違う学校だったけれど、下の息子は同じ幼稚園で、年中・年長の時に同じクラスでした。
 その頃は園バス通園ではなく徒歩通園で、ブラックママ友も徒歩通園で、朝に出くわしてしまうことがあり、挨拶は基本だろうと思い、「おはよう。」と言いましたが、むこうは無視。
私が他のママさんと並んで話をしていると、私には無視で他のママさんに話しかけて、私を離そうとしたり、睨んできたりされました。
 スーパーに行くと、姿は見えないけれど、気配を感じました。いる!って。そう思った時は必ずいました。遠くで見かけて、会わないように、私の姿を見られないように、スーパーの中を逃げ回りました。
 小学校は違ったけれど、また上の息子が中学校が同じ。同じクラスにならないことを祈りました。3年間、同じクラスになることはなく、ホッとしました。ブラックママ友の下の子は、違う学校に行ったみたいで、もう接することがなくなり、今は安心して過ごしています。
 もう子どもと同じ学校でとかはなくなったので、どっかで会ったとしても、もうビクビクすることはありません。
 私が出会ったママ友は、ブラックママ友でした。
 

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