第14話 損切りより、値動き予測可能な場面まで待つこと

 2020.4以降、前場を経験するようになってつくづくそう思います。

 前場メインで取引するようになった当初は、
機会損失を恐れ、寄り直後から30分以内に、見切り発車することが頻繁にありました。

 しかし、逆をつかまされた場合の▲ドカーンリスクが極めて大きく、
幾度か痛い目にあいましたので、2020年7月現在では、ほとんどの場合、同時間帯は様子見に徹しています。

 私の場合、値動き予測可能な最初の場面は、
だいたい9:30~10:30の間に表れることが多いようです。

 なお、値動き予測とは、
第一段階として今目の前の相場が、「押し目と下げ勢い」、「戻りと上げ勢い」の内、いずれに当たるか見分け、売買目線を決定することを指します。
 そして、第二段階では、たとえば第一段階で今目の前の相場は押し目であるから、買い目線と決定した場合、押し目底を迎えるタイミングに、1枚スタートナンピンで比重を掛けていきます。

 ゆえに、もし第一段階で逆予測してしまった場合、
必然的に、第二段階の1枚スタートナンピンは、▲ドカーンと全力投げとなってしまうわけです。

 ということで、同▲ドカーンリスクを避けるには、
第一段階で決定する売買目線を決して間違えないこと。
 そのためには、予測可能な場面まで徹底的待つことが重要となってくるわけです。
 その理由は、私の主力戦法「完全予測型デイトレ」が成り立ちにくいから。同戦法においては、第一段階として目の前の出来高増を伴う値動きが、「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」のいずれを形成しようとしているか、見分けた後、順張り方向から買い目線、売り目線を決定します。

 ところが、当該時間帯においては、ローソク波形の前後関係が把握できず、当該出来高増が、「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」のいずれの立ち位置なのか、さっぱり分かりません。
 言葉を換えると、同出来高増は、猛烈すぎて「セリクラも下げ勢いも、まったく同じに見える」または「バイクラも上げ勢いも、まったく同じに見える」というのが本当の所です。

 その様子を心臓をバクバクさせながら、四つの内、どれか、
「えぇ~い、行け」とやると、
かなりの確率で逆へ振られます。

 実際の所、同時間帯は、「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」を分ける場面ではなく、混沌と売買が競り合っているだけの場合が多いようです。
 その内、モンスターが方針を決めるでしょうから、そのとき、初めて売買判断を開始すれば良いと思います。
 その頃は、9:30~12:00かも知れませんが、結局、時間帯などどうでもよく、予測が当たりそうな場面まで待つということですね。

 少なくとも、寄り直後から30分以内は、私には何も分かりません。

1.機会損失無視

2.欲、恐怖心、焦り等、エントリーを駆り立てる心はすべて捨て去る。

3.得意場面は、相場の1割あれば満点。
 難しい問題は全部捨て、簡単な問題だけ解きに行けば良い。

4.そもそも、得意場面を得意と認識できるだけの能力を備えなければならない。同能力獲得まで、絶望の連続でも決して諦めない継続力が必要。

5.絶望の連続に免疫ができた頃、ようやく何が起きても驚かない平常心が発芽する。

6.値動き予測の要、右脳は平常心を保ってこそ機能する。
 わずかでも、緊張や恐怖など負の感情が入ると、
 右脳のスイッチは、たちまち遮断される。

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