第23話 コツコツドカーンは、どうすれば無くなる?

 値動き予測能力の精度を限りなく100%に近づければ無くなります。同能力は、具体的には「押し目と下げ勢い」または「戻りを上げ勢い」、4つの内、1つだけを選び取る能力を指します。
 決して、この先、値を上げそうとか下げそうとか、2つに1つという選び方はしません。
 なぜなら、例えば「押し目と下げ勢い」は、どちらも「下げそう」としか見えないからです。そこで、取りあえず売るわけですが、当該下げが、本当に下げ勢いだった場合はラッキーとなり、押し目だった場合は、ドカーンと踏み上げられます。
 「戻りと上げ勢い」もしかりで、どちらも「上げそう」としか見えませんので、戻りで買った場合は、ドカーンと奈落の底に落とされます。
 ということで、コツコツドカーンを無くすには、上述1/4の確率を当て続けなければならない訳です。

 その能力を客観的に示したものがデイトレ能力段級位となります。

 時折、▲20万円/日規模のドカーンを発生させることがありますが、
その原因は、「戻り」で買ってドカーンと落とされ、それを更に買いナンピンで追って全力投げとなった場合です。または、「押し目」で売ってドカーン踏み上げられ、同様に売りナンピンで追って、全力投げとなった場合です。
 それでも、極力、同ドカーンを発生されないためには、「押し目と下げ勢い」または「戻りを上げ勢い」、4つの内、1つだけを選び取りやすい場面まで待つことです。
 そして、押し目底を狙って1枚スタートナンピン買い、または、戻り頂点を狙って1枚スタートナンピン売りを目指します。ナンピンの役割は、焦点への比重掛けです。

 ナンピンは、悪手として嫌う考え方もありますが、
モンスター相手に、一本釣りで焦点を仕留めることは不可能。
ナンピンは、いわゆる投げ網漁法なのです。

 しかし、逆予測だった場合は▲ドカーンとやりますので、
極限までエントリー精度を上げるしかありません。そのためには、自分にとって易しい問題が出る場面まで待つこと。そして、難しい場面は解かずに敬遠すること。
 ちなみに、難問とそうでない問題を見分けられるようになるには、未来の値動きを右脳に描けるようになった後でしょう。
 なぜなら、例えば、目の前の下げが、「押し目と下げ勢い」、どちらであるかは、未来の値動きとの相対性で決まるから。「戻りと上げ勢い」を見分ける場合も同様です。

 ですから、過去も現在も、そして恐らく未来も
値動き予測は絶対に不可能とされているわけです。
 つまり、コツコツドカーンは絶対になくならないと。

著者の白石 有さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。