第28話 兼業でも、夜間帯だけ稼げる225デイトレーダーになれるの?

 恐らく、なれないと思います。
 結論から先に申しますと、未来の値動き予測を成立させるには、板が回り続けている場面に居合わせなければ不可能だからです。加えて、夜間帯デイトレは同昼間よりも圧倒的な様子見能力を要するからです。

以下順を追って説明します。

 まず、225デイトレが可能な時間帯は、
昼間帯8:45~15:10、夜間帯16:30~翌朝5:30までとなります。

 デイトレを成功させるには、
とにかく、板がよく回る時間帯を選ばなければなりません。何だか、パチンコ店で期待値の高いセブン台を選ぶ要領に似ていますね。
 特に8:45~9:30までなら100%よく回ります。しかも、肉眼では見えないマッハ速度で回ることも多々あります。デイトレ界では、当該時間帯のことをゴールデンタイムと呼んでいるようです。
 しかし、私にとっては残念ながら、同時間帯は、余りにも板回転が激しくて、ノイズとモンスターの意思を区別することができません。
 つまり、「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」以上4つの内、どれに該当するのかさっぱり分からない最も危険な時間帯なのです。
 戦略上、押し目買いと戻り売りに、1枚スタート比重乗せナンピンをばらまきますので、ひとつ間違えば、全力投げに通じる訳です。

 そこで、少なくとも、当該板回転が同4つ内、
どれに該当するか指標群の前後関係と共に未来の値動きが右脳に映り始めてからエントリーする必要があります。
 言葉を換えると、8:45からスタートした相場が、「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」以上4つの内、どの状態から出発したのか分かった時点で、次の一手を考えるということです。それが何時頃であるかは、時刻との相関がありませんので分かりません。

 ここまでは、最初のエントリーで考えることであり、
それ以降は、中心視野に既に形成されたローソクの形と板回転の勢い、周辺視野に指標群を置き、各屈折が成長して戻り頂点(バイクラ、上点でクラッチが滑る現象)や押し目底(セリクラ:下点で同現象)を形成したとき、順張りでエントリーします。

 考えようによっては、間違いリスクの大きい最初のエントリーを捨てて、相場が落ち着いた後、10:00~15:00頃の押し目買いと戻り売りだけを狙っても良いのですが、ボラが小さいだけにエントリー回数を増やすリスクが台頭してきますので一長一短です。時と場合と心境で、使い分けています。

 以上が、昼間帯の日常ですが、
夜間帯の場合は、大部分の時間帯が閑散間欠系となり、板が回り続けるタイミングを選び取ること自体が難しくなります。板が回り始めたと思って、飛びつくとピタッと止まり、かなりの確率で逆に振られます。

 昼間帯では、板がよく回りますので、
「押し目と下げ勢い」「戻りと上げ勢い」を区別する手がかり、バイクラ、セリクラの推移をモニターしやすい。一方、散間欠系の夜間帯では、板は回転と停止を短い周期で繰り返しがちなので、バイクラ、セリクラを追いかけること自体難しい。
 夜間帯デイトレが同昼間帯よりも、圧倒的な様子見能力を要する点とは、「閑散間欠系の合間を縫って連続する板回転に出会うまで待つ」ことです。
 昼間帯では、その必要がありません。この差は、とてつもなく大きい。

 さて、夜間帯だけデイトレをやるとどうなるかは、
私の2015.12~2020.3までの黒歴史をご参考にされると良いかも知れません。
カテゴリ: 【絶望連続の黒歴史】http://nk225mini.com/archives/cat_396807.html

 ちなみに、2020.4以降、昼間帯メインでデイトレしてからは、
努力と成果が比例する成長曲線(毎月プラス収支)を描きつつあることを実感しています。
 結局、完全未来予測型デイトレを成立させるには、連続する板回転が目の前に存在することですね。
 今をつなげた連続体が未来なので、当然と言えば当然ですね。

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