交渉の上手い人下手な人

アメリカにいるとまぁよく揉める。

議論が日常的に勃発する。


誰かが言っていた。

「日本人は議論で意見が割れると

人間関係もそれまでになるが、

アメリカでは議論で意見が割れても、

そのあとコロッと元に戻ることができる」


これすごくわかる。


アメリカに来るまでの僕は、

今振り返れば議論を避ける方の

人間だったと思う。


いらってしても言わないのが

大人だと思っていたし、

言い争いするのもめんどくさい、

とかそんな風に思ってた。


でもそれは相手が日本人だったからなんだと

今になればわかる。


アメリカの大統領選を見てたらわかるが、

この国は黙っていたら負けなのだ。

バイデン候補者が、

トランプ大統領を犯罪者、嘘つき呼ばわりすれば、

トランプ大統領もバイデンのことを

詐欺師とかSleepyJoeとかって言い返す。

それも毎日毎日だ。

あらゆる動画や画像を駆使して、

何百億も使ってガチで戦っている。


それだけアメリカでは

議論の力やプレゼン力が高く評価される。

この国では黙っていたら

「あっ自分の否を認めたな」

「弱いやつだな(No Fire)」

と一瞬で認識される。


僕レベルにも

それは日々起こっている。


一昨日は、

お前の戯言は悪臭を放っている(グーグル翻訳)

と1年半の付き合いになるアメリカ人ビジネスパートナーに言われ、


今日は、

お前のベビーシッティングをしてる暇はない

と別のアメリカ人の大家でありビジネスパートナーに言われた。

彼とは3年の付き合いになる。


まぁこのやりとりは今に始まったわけでなく、

数年続いている。


最初のパートナーは、

お前は友達だが、

ビジネスとしては俺はこう思っている、

という言い方をよくする。

ビジネスと個人を分離して話すことが多く、

言い合っても次会った時はけろっとしてる。

だからまだ関係は続いている。

僕のことをリアル侍だと言う。


後半の大家兼ビジネスパートナーも、

常にそんな感じで言い合ってるが、

仕事のレスポンスは早く、

感情的になってもすぐに、

交渉のテーブルに戻れる

切り替えスイッチがある。


そんな切り替えを見たときに、

おっ交渉慣れしてなと感じる。


僕も最初は、

お前らのロールプレイゲームに付き合ってる

時間はない、俺の時間を無駄にするな、とか、

お前らは俺をアジア人だから差別してるんだろ、

この契約もはっきり言って詐欺師の手口だな、


とか常にやられたら

倍返しをしてきたが、

最近は僕も少し慣れて来たのか、

「この交渉は何のためにやってるのか」

を常に冷静に頭の隅に置きながら

交渉できるようになって来た。


だから一瞬脱線しそうになってもすぐに戻れる。

怒った後でも、3秒後に笑うこともできる。


よく交渉が下手な人に起こることは、

いつからか相手を負かすことが目的になっていて、

そもそもなんで言い合ってるのかを忘れてるケースだ。

いつの間にか

「何かを得るため」ではなく、

相手を傷つけたり、

喧嘩することそのものが

目的になっているケースだ。


喧嘩するのも、

相手を気持ちよくさせるのも、

そんなもんんはどっちでもいい。

全ては交渉の目的のための手段

そのときその相手に合わせた、

最高の手段を取れるかどうかだ。


仕事でも就活でも人生でも成功する人は、

目的を見失わない人だ。


今、何のために喧嘩してるのか

今、自分は何のために就職するのか

今、何のために自分は生きているのか


何かを交渉する時は、

その交渉の”目的”を必ず確認すること。

それさえ見失わなければ、

交渉中に自分を見失い、

交渉を台無しにすることもないだろう。


それにしても

アメリカ人、口悪いよなー


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