top of page

自分を律する3つのコツ

Image by Olia Gozha

「まだ走ってる?」


こないだ招待されたお寿司屋さんで

アメリカ人オーナーの友達に聞かれた。

そういえば毎回会う度に聞かれる。


その15分後、

「まだ走ってますか?」

料理長の日本人の方にも聞かれた。

そういえば毎回会う度に聞かれる気がする。


わざわざ僕から言うことはほとんどないが、

僕が走ってることを知っている人からは、

よく聞かれることが多い。


まだ?まだ走ってるのか?と。


最初の半年くらいは足に悪いからやめたほうがいいと

忠告してくれていた彼らも今は実験体を見るかのように

ただただ経過を確認してくれている。


そこで、

なんでかな?と考えてみた。

なんで他人が走ることに興味を持つのかなと。



おそらくだが、

人は「他人が走ること」ではなくて、

「自分を律する」ことに興味あるのだろう。

なぜならそれは人間の永遠の課題であり、

100人が100人その難しさを肌で痛感してるからだ。

(単に僕との会話のネタがなかっただけかもしれないが。。)


毎日自分を厳しく律することはほんと難しいのだ。


僕は周りの人と比べて自分を律することは

比較的得意な方だと思うし、

意志強いですね、

とよく言われる方だと思う。


ただそれは、

僕が意志が強い訳ではなく、

ただ少し他の人よりも、

人間がいかに意志が弱く、

言い訳名人で、

怠け者なのかを自覚しているに過ぎない。

そしてこの弱点を乗り越える

方法は一つしかないと思っている、


それが

「当たり前化」

することだ。


大変なことも

「当たり前化」

してしまえば

その難易度はガクッと下がる。


毎日、

歯をどこの歯から磨いてるだろうか?

たぶんそんなことを考えながら磨いてる人はいない。

体を洗う順番、靴を履く順番もそうだ。

(ちなみに僕は左上手前の歯から磨いている)


これと同じように、

自分が律したいことも、

「当たり前化」してしまえば、

怠け者で言い訳がましい自分でも可能になる。


僕が849日連続で40分走れてるのも、

216日連続でブログを書いてるのも、

2年間お酒を飲んでないのも、

全部「当たり前化」にしたからだ。


そして当たり前化するにはコツがある。


3つある。

1、期間を決めること

2、毎日数字で確認できるようにすること

3、例外を認めないこと

このどれが欠けてもダメだ


まず

1、期間を決めること

続けるのは

1ヶ月なのか、

1年なのか、

10年なのか、

まずは自分との約束を明確にすること。

約束が明確でないとこうなる。

「3日頑張ったしそろそろいっか」

3日坊主の墓場へようこそ。

絶対こうなる


2、毎日数字で確認できるようにすること

実行できたかどうか、

確認できるようにしておくこと。

走るなら何分走るのか?

それを決めないと、

最初は40分頑張って走ってたのだが、

「今日は雨だし10分だけでいっか」

やがて、

「今日は嵐だから休みにしよう」

と妥協に妥協を重ねる。

きっとそうなる。


3、例外を認めないこと

これが一番重要だ。

期間を決め、

自分と約束をしたなら、

どんな例外も認めないこと。

「足が痛くなってきたし健康に悪いからやめとこ」

「お酒飲まないのは仕事に支障が出るからやめとこ」

「そもそも目標が変わったからやる意味なくなったんよね」

絶対こうなる。


僕らは言い訳名人なのだ。

当たり前化できたら、

周りも「当たり前化」する。

誰もお酒を飲む場に誘わなくなるし、

本当の友達ならお酒をあなたに

進めることもなくなるだろう。


僕たちの細胞は60兆あると言われ、

そのほとんどが2ヶ月で入れ替わる。

僕らの脳は3ヶ月で書き換え可能だと言われる。


つまり2ー3ヶ月

全く新しい習慣を取り入れたら、

あなたは別人になれるのだ。


勝負は最初の3ヶ月。

1、最低でも3ヶ月

2、毎日確認できる目標を立て

3、例外は一切認めないと覚悟を決める


僕は

1、10年

2、毎日40分走ると決め、

3、医者に止められようとも、足が折れようとも走ると覚悟した(おかんゴメン!)


僕は

1、生涯

2、酒を一滴も飲まないと決め、

3、友達の結婚式、忘年会でも飲まないと決意した(みんなゴメン!)


僕は

1、2020年12月31日まで

2、毎日一本のブログを

3、ネタがなかろうが、忙しくて時間がなかろうが書くと決め


だからきっと明日も書くだろう。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page