奨学金を全額一括返済してきた。借金は良いことだ。

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だから、借りたお金を浪費に使うのは悪だけど、
有意義なことに使うんだったら正義だと思います。

 

むしろ、時間を得るために奨学金を使い、
体力も思考もある若いうちに
武器を手に入れておくのはひとつの手かなと。

 

大学の研究に没頭して
専門知識を身につけてもいいし

 

海外を自由に移動できる
英語スキルを身につけてもいいし

 

社会人になってから楽をするために
小さな商売を始めてみるでもいい。

 

 

とにかく、将来のために行動することが大切です。

 

あとあとその武器が大きくなって返ってきて、
一生に渡って助けてくれるからです。

 

 

僕はその学びの方向性を
ウェブマーケティングに絞って、
とことんネット上で商品を売る力を磨きました。

 

 

結果、いまでは企業にコンサルティングをしたり
海外を飛び回って仕事をしたり
はるかに高学歴の人たちに囲まれて過ごすことができています。

 

あれだけ苦学生で乾いていたお財布事情が、
いまでは月700万とか入ってくるようになって潤ってます。

それも、奨学金という「借金」を
前向きに利用したからだと思ってます。

 

最初は奨学金に対して
良いイメージを持ってませんでした。

 


高校生の頃、40歳くらいの教師が
「やっと昨日で奨学金を返し終わったのよね。スッキリしたあ」
と言っていて、絶望した記憶があります。


40歳になるまで毎月コツコツ減り続けんのかよ、、

 

という感じです。
若いころからすると40歳まで、
というのは途方もない時間に思えます。

 

でも、これ大事なことですが、
自分でお金を稼ぐという発想になれば
好きなタイミングで全額返済することができます。

 

僕はいま社会人2年目ですが、
毎月の固定費を清算したかったという理由で返済しました。

 

奨学金は利子がめっちゃ少ないので
(僕の場合は利子ゼロでした)
借りたほうがいいと思ってます。


なんの実績もない個人が
200万以上のお金を借りるのは難しいです。


そんな制度はなかなかありません。


そういった意味で、
割と本当にありがたい制度だと思うので
ガンガン利用したほうがいいのかなと。

 
もちろん、借りたお金は返すべきです。

 

返済したお金で後輩の奨学生に
次のお金が渡っていくバトン形式みたいなので、
僕がお金を借りれたのも先輩たちのおかげです。


なんというかその制度に暖かみを感じましたし、
社会に心から感謝しましたよね。

 

確かにお金の貸し借りという点では
まだまだ社会的な問題はあるのかもしれないけど、
個人的には奨学金制度は残って欲しいと願ってます。

 

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