とあるオンラインサロンのお話
「誰にも雇われない自由な働き方」
「スキマ時間を使って3ヶ月で10万円」
「半自動で収入を生み続け、寝ている間も稼げる」
「PC1台でどこにいても収益を生み出せる」
「自宅のリビングがオフィスに」
そんな触れ込みで「ビジネスを教えます」という、高額塾(オンラインサロン)がありました。
費用は、1年間でおよそ30万円。
「女性ならでは視点ときめ細かな添削」
「ずさんな『ブログコンサル』の現状を変えたい」
「オーダメイドのコンサルを提供」
「ずさんな『ブログコンサル』の現状を変えたい」
「オーダメイドのコンサルを提供」
上に挙げたのは、サロンオーナーである女性がコンサル生を集めていたときの謳い文句です。
”本当にそんなビジネスがあるのなら、そのスキルを身につけてみたい”
そう思った私は、そのオンラインサロンに加入しました。
”半自動で収入を生み続ける”ビジネスの実態
「いかがでしたか?」「調べたけれど分かりませんでした」
芸能人や事件について無責任に書き綴る、いわゆる『トレンドブログ』。
某女性が運営していたオンラインサロンは、
・トレンドブログで稼ぎ(月収10万円以上~)
↓
・稼げた実績を元に集客
↓
・コンサル費用で大きく稼ぐ
↓
・稼げた実績を元に集客
↓
・コンサル費用で大きく稼ぐ
という手法を教えるものでした。
アドセンス広告を貼った自分のブログ記事に読者を集め、広告リンクをクリックしてもらうことで収益を得る。
それ自体は何ら悪いことではありません。
トレンドブログも、必ずしも全てが「悪」だとも思いません。
しかし、そのサロンはそもそも
”教えるブログは、トレンドブログがメインです”
とは集客時に一言も言われてなかったので、
”教えるブログは、トレンドブログがメインです”
とは集客時に一言も言われてなかったので、
いざ大金を支払ってコンサルがスタートし、実態が分かって
「え?芸能人の記事を書くの?私全然テレビ見ないのに…」
と、かなり戸惑いました。
「え?芸能人の記事を書くの?私全然テレビ見ないのに…」
と、かなり戸惑いました。
オーダーメイドのコンサル…?
「一人ひとりにあったコンサルティング」
「徹底したマンツーマン指導」
「記事添削の回数は無制限」
「徹底したマンツーマン指導」
「記事添削の回数は無制限」
コンサル生を集めるときの謳い文句にはこのように書かれていましたから、てっきりクライアントの個性を尊重してくれるのかと勘違いしてしまったのですが。
実際は、オーナーが過去に稼げた手法を授けられるだけ。
(オーナー、サロン運営時のトレンドブログの更新、ほぼゼロ)
その結果、
・「人気ドラマ○○の主役▲▲の出身大学はどこ?彼女は?身長と血液型!」みたいなタイトル
・Wikipediaからプロフィール丸写し
・分からないことは「調べたけど分かりませんでした」
・末尾に「いかがでしたか?」
というクソ記事が増える一方でした。
・「人気ドラマ○○の主役▲▲の出身大学はどこ?彼女は?身長と血液型!」みたいなタイトル
・Wikipediaからプロフィール丸写し
・分からないことは「調べたけど分かりませんでした」
・末尾に「いかがでしたか?」
というクソ記事が増える一方でした。
記事添削も、依頼してすぐに返信があるとは限らず。
内容も「OKです!」の一言だけだったりしました。
隙間時間で稼げる…?
集客時には
「家事の合間や寝る前のスキマ時間を使って」
とありましたが。
「家事の合間や寝る前のスキマ時間を使って」
とありましたが。
実際は「隙間時間では」全く稼げるようになりませんでした。
専業主婦など、一日中家にいるクライアントに対しては
「1日に7記事書くのが当たり前」
と指導してましたし、
「1日に7記事書くのが当たり前」
と指導してましたし、
会社員など本業のある人にも
「1記事を1時間で、3記事は書きましょう」
と言ってましたから。
「1記事を1時間で、3記事は書きましょう」
と言ってましたから。
隙間時間どころか、睡眠時間を削らないとノルマは達成できませんでした。
(しかも、そうして書いた記事が「稼げる」とは限らない)
(しかも、そうして書いた記事が「稼げる」とは限らない)
何かあったら自己責任
オーナーの教えでは
「芸能人の写真は加工すれば転載してもよい」
「事件犯人の実名を出しても大丈夫」
でしたから、
「芸能人の写真は加工すれば転載してもよい」
「事件犯人の実名を出しても大丈夫」
でしたから、
アクセスを集めたいあまり、
・芸能人の画像を無断転載したり
・話題になった事件の犯人について事実とは異なる内容を書いたり
(○○事件の犯人は韓国人?などとタイトルにつけたり)
・人気芸能人について「□□がウザい!」などと書いたり
ということも全く止められませんでした。
・芸能人の画像を無断転載したり
・話題になった事件の犯人について事実とは異なる内容を書いたり
(○○事件の犯人は韓国人?などとタイトルにつけたり)
・人気芸能人について「□□がウザい!」などと書いたり
ということも全く止められませんでした。
ところが、そのことでクライアントが
・著作者から「訴える」と言われたり
・アドセンスを剥奪されたり
しても、オーナーは責任をとるどころか
・著作者から「訴える」と言われたり
・アドセンスを剥奪されたり
しても、オーナーは責任をとるどころか
「何かあったら、それは書いた本人の自己責任です」
と言うだけでした。
私が期待しすぎただけ、「そういうビジネス」なのだと割り切るしかないのでしょう
諸々あって、結局そのオンラインサロンは辞めました。
当初の謳い文句が素晴らしすぎたため、どうやら過剰に期待しすぎてしまったようです。
リビングがオフィスになることはありませんでしたし、
開始3ヶ月で月収10万円も稼げたりしませんし、
半自動で生み出す収益?減る一方です
開始3ヶ月で月収10万円も稼げたりしませんし、
半自動で生み出す収益?減る一方です
そういえば、オーナーはこうも言っていました。
「既に集めた金(クライアント)は、過去のもの。
次の集客(収入)のことを考えなくては」
次の集客(収入)のことを考えなくては」
…そういう「ビジネス」も、世の中には存在するようです。
それを選ぶかどうかは、個人の自由ですね、はい。
※年間30万円なんて高額なコンサル費を出さずとも、月額制のオンラインサロンもありますよ、今は。(下の記事を参照してください)
https://ie-happy.com/makusan-vs-trendaffiliate/
※年間30万円なんて高額なコンサル費を出さずとも、月額制のオンラインサロンもありますよ、今は。(下の記事を参照してください)
https://ie-happy.com/makusan-vs-trendaffiliate/
著者のひじり 小暮さんに人生相談を申込む
著者のひじり 小暮さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます