ジジイの英語から「京大英作文」への道(5)

ジジイの英語から「京大英作文」への道(5)


 名古屋大学「教育学部」を卒業して、アメリカで教師をやり、英検1級や通訳ガイドの試験に合格し、実際の京大を受けて英語8割超の得点をとり、指導した生徒が8年連続して京大に合格(医学部医学科)しても、銀行員は個人塾を負け組と言い、保護者は「田舎の塾講師ごときが」という扱い。


 そういう人はタレント化した講師がいる駅前ビルに入居している塾が一流で、私のような者は三流以下と見なすわけだ。なぜなら、日本は上から下まで全て肩書きがモノを言う社会だから。


 英作文には「正解」がない。だから、京都大学の過去問には赤本、青本の他に河合、駿台、東進などが解答例を発表している。ところが、それはみんなバラバラ。受験生はどれを信じればいいのか分からない。自分の書いた英作文が本番で何点とれるのか分からない。


 そういう時に学校の教師も予備校・塾の講師もこう言う。

「辞書に書いてある表現方法だから正しい」

「あの名誉教授の書いた参考書に書いてあるから正しい」

 これって、本当はおかしいのです。判断を辞書や参考書に丸投げして、自分の頭では考えない。実証するのではなく、辞書や参考書を書いた人の肩書きや職業を信用するわけだ。文系の先生は、いつも同じ。誰でも同じ。


 その参考書を書くような人は50代以上の人が多い。その参考書が売れるまで10年くらいかかると、高校生とは親子ほども年齢が違う。私は四日市高校時代に使っていた参考書には take it for granted that -- とか、it is not until -- なんてほとんど使わない構文が載っていたものだが50年経過した今も同じ熟語が掲載されている。


 おかしいでしょう?50年も経ったら言葉も変化していく。学校だけは時代から取り残されている。だから、そんな英作文を京都大学の採点官は評価しないのだ。そんな勉強方法では京都大学に合格できないよ。


 賢い子は「人と同じことをやりながら、人より上に行こうなんて不可能」という真理を理解する。バカな子は「人と同じことをやるのが安心。だって、みんなが選ぶのなら正しいに違いない」と自分で判断しないから真理が理解できない。


   だから、落ちるのだ。

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