ジジイの英語から「京大英作文」への道(6)

ジジイの英語から「京大英作文」への道(6)


 アメリカで最大級の保険会を経営するA.L.ウィリアムズは著書の中で

「ものごとをマイナスの面だけしか見ないような人間とはつきあうな」

 と、言う。電子書籍で100万部を売り上げたジョン・ロックは

「そういう読者はあなたの作品を批判する。彼らを怒らせれば怒らせるほど、あなたの作品は独創的だという証明でもある。それで良い」

 と、言う。


 こういうアメリカ文化は日本とは真逆の哲学だ。そのような文化の中からしかGAFAのような最先端の企業は生まれてこないことを日本人は真剣に考える必要がある。


 私の勤務していたアメリカのローガン中学校では午後2時半には清掃夫のジョージしか学校にいなかった。生徒たちはクラブ活動がないので、あとは自由時間だからスポーツをしようが、勉強を進めようが、何をしようが自由なのだ。


 ところが、日本は早朝から日暮れ頃まで生徒を学校に縛り付ける。クラスという同一空間に狼から羊まで押し込める。勝手に勉強を進めることは禁止。同じ制服を着て、同じ靴を履いて、同じ教材を使って、同じ授業進度で進む。それが、「絆」であり「ワンチーム」だと推奨される。


 こんな異常な体制に従っていては、京都大学をはじめとする難関大には合格できない。だから、賢い子は役に立たない授業は内職に励む。塾生の中には卒業に必要な出席日数を数えて、あとは学校に行かなかった子もいる。開成、灘などの超有名進学校は自由な気風で有名だ。


 自由を与えないと、伸びる生徒も伸びなくなる。


 コロナ騒動で、学校の授業がオンライン化された。保護者の中には学校でどのような授業が行われているのか知らずにいた方も多かったが、家庭にいながら学校の教師の授業が見られた。そして、その低レベルの授業内容に愕然としたという報告がある。


 今は Youtube に予備校・塾・個人で各科目の授業を無料で自由に見られる時代だ。その授業内容を比べたら、無料の動画授業の方が分かりやすいと感じた生徒も多いはずだ。


 予備校業界は堕落している。変な服装を着たり、変な髪型を売り物にしたり、タレントのようなパフォーマンスで集客しようとしている。そんなCMに騙されて予備校や塾を選ぶヤツとはつきあうな。


 自分で役立たないと感じた授業を受ける必要はないし、それが担任や校長を怒らせても気にする必要はない。もちろん、愚か者との軋轢で時間やエネルギーを浪費するのは無駄なので静かに距離を置いて自分の考えた勉強法を貫徹するのがベスト。邪魔するヤツは排除する。踏みつぶして進めばいい。そんな覚悟がないなら、難関大をめざすのは止めた方がいい。


 「絆」「ワンチーム」?そんなものは、愚か者の言い訳だ。人生において必要な場なら信じてもいい。しかし、受験の場では愚か者の言い訳にすぎないことを肝に銘じるべき。

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