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13/7/11

アーロンチェアを買うのを止めた話。【前編】

Image by Olia Gozha

魅惑の椅子アーロンチェア

この話をご覧頂くくらいですから、きっとあなたは「アーロンチェア」のことを既にご存知なのでしょう。

通称「成功者の椅子」とも言われる、1台20万円近くする多機能高級ワークチェアです。

名前も有名ですが、テレビや雑誌を始めとした様々なメディアで紹介されているので、社会人なら誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

この椅子、デザイン性に富んだ美しいフォルムに加え、人間工学に基づいた科学的にも快適が実証された機能性も兼ね備えた最強の椅子なのです。


余談ですが、私は大学で工業デザインを学んでおり、人間工学も受講していたので、この椅子のことは授業を通して知っており「将来はこの椅子で仕事をしたいなぁ」と当時から思っていました。


オフィス移転

話は現代に戻ります。

当社では、7月末のオフィス移転を予定しており、また新たなメンバーも加わることから什器をどうしようかという話になりました。

そこで、私はオフィスの椅子を全てアーロンチェアにするかどうかで悩むことになります。

メンバー全員の椅子をアーロンチェアにすると、100万円弱の費用がかかります。

今私どもが使っているのは、机も椅子もIKEAで購入した1万円以下の安物です。


「椅子に100万かけるなんてバカじゃない?」


ここまでの話を読んで、そう思った人はどのくらいいるでしょうか。


そう思った人も、どうかこの後の私の考えを読み終えてから再考してみてください。

以下、私がアーロンチェアを買うべきかどうかで葛藤した全てを記します。


アーロンチェアを買おうと思った理由

理由①業務パフォーマンスの最大化

当社はWebサービスの開発をメイン事業としており、Webエンジニア、Webデザイナー、Webディレクターと全ての職種において1日のほとんどを椅子に座って過ごすことになります。

納品前ともなると長時間の作業となることもあり、また、集中力が肝となる仕事でもあります。

少しでもメンバーの疲労を和らげ、仕事に集中できる環境を提供したい。

そんなことを想ったのでした。

ちなにみ、私は以前の職場でアーロンチェアを使っていたので、その快適さ、仕事へのパフォーマンス貢献具合は既に熟知しています。


理由②会社のブランディング

世界の技術は日々進歩しており、価格はアーロンチェアの半額以下でも、快適さを得る為の機能性だけで言えばアーロンチェアのそれと同等か、もしくはそれ以上の椅子も多く存在します。

しかしながら、アーロンチェアには圧倒的な知名度があります。


これは私の持論となりますが、オフィスの内装とホームページはレバレッジがとても効く投資対効果の高い対象だと思っており、それがしっかりしていると第三社からの見え方が大きく変わるものだと思っています。

目は口ほどに物を言う、ということわざもあるように、第一印象はとても大事です。

アーロンチェアによって、面接に来た方やお客様が来客した時の印象が大きく変わるのではないか。

(実際、受託などを受ける際はちゃんとした会社かどうかを見る為にオフィスを訪問するお客様も多くいらっしゃいます)


理由③買い替えコスト

今私どもが座っている椅子はIKEAで購入した1万円以下の物だと述べました。

1万円以下の物にしてはしっかりしており、そこそこの快適さはあります。

コストパフォーマンスで言えば、とても素晴らしいと言えます。

しかし、既に生産中止となってしまっており、同じものを手に入れることはできません。今後、オフィスの拡大を見越すと、インテリアの統一や社員間の公平性を保つためにも同じものが確実に手に入るデザイナーズチェアーを買う方が良いのではないか。


理由④いざとなったら売却できる

アーロンチェアの圧倒的な知名度は、売却時の価格にも大きく影響します。

絶大なるブランドが確立されている商品なので、値段が大きく落ちることはありません。

中途半端に高い売れない物を買うくらいであれば、困った時に売却できる一流品を買った方が良いのではないか。


⑤私の持病

これは完全に個人的な理由ですが、私は持病で痔を患っています。

冬になると特に大変です。

もちろん、ドーナツクッションは欠かせません。

お食事中の方もいらっしゃることでしょうから、この話はここまでにさせて頂きます。


これが、私がアーロンチェアを買おうと思った理由です。


続きは後編で

ここまで読み進めてみていかがでしょうか。

理由を読む前と読んだ後で、あなたの意見は変わりましたか?


私は正直、すっかり買うつもりでいました。

しかし、この後塾考し、結局アーロンチェアを買うことを止めました。


その理由は長くなるのでまた次回。


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