女子大生分類

大学在学中に終わらせようと思っていた、女子大生分類。やっとNO5とNO6を足しました。まだ後四つもあると思うと原稿を破り捨てたくなりますが、気長にがんばろうと思います。

これを見て不快に思う方などがいましたら、やはり社会人になってからも書いたかいがあるなあと思えます。

No.1「クラッチバックのあさみ」 
・大学四年間主戦力のルイ・ヴィトンのバックのサブウエッポンとして「クラッチバック」といわれる 何とも不便な入れ物を愛用する。

・普通学生は一年で「容量」「利便性」「自己顕示欲の露呈」というマイナス面を学習し、その不便さ からこれを手放すが彼女達保守派はこれに固執する。

・クラッチバックは比較的軽いため、生物学的に 見て「クラッチバックのあさみ」は筋肉の付き方が 左右対称ではない。つまり見分ける場合は筋肉の付き方に注意するとプライベートでも見分けること が可能である。

・別名「両手塞がりのあさみ」。また亜種として慶応や上智などブランド力の高い物を勝手に使う「虎 の威を借るあさみ」などがいる。「虎の威を借るあさみ」は基本的に女子大に多く生息し、インカレ といわれる高学歴の男子の愛人クラブに所属する。



No.2「ピンヒールのあつこ」
・かなり高めのピンヒールでプライドの高さを強調する、それが「ピンヒールのあつこ」だ。

・いかなる時もピンヒールを使い「カッツカッツカッツ!!!」と必要以上のあつこマーチで自分の存 在感をアピールする。

・授業に遅刻する時はいつも以上に張り切った「カッツカッツカッツ!!!」で、自分の登場シーンを 演出する。教授からは「授業妨害騒音のあつこ」と恐れられている。

・ピンヒールを脱ぐと急にへなちょこになる。「意外に身長ちいさいねー」なんていった日には彼女の ピンヒールが真っ赤になるので、「ちいさいあつこもかわいくていいね」などといっておきましょう




No.3「部屋干しのゆみ」
・「だって~外に干すの~怖いじゃないですか~~」が口癖の自意識過剰女。宅飲みをするとなると「 玄関前で待ってて」と言いみんなを待たせて部屋の洗濯物をとりあえずクローゼットにぶち込む。


・「女の子の一人暮らしって~意外に~大変なんですよ~~テヘо(ж>▽<)y ☆」、「男の人ってい  ろいろと楽でいいですよね~~」、「けっこうさびしがりやだからたいへんですよ~」とか言う。い われる僕たちは無駄にドキドキしているし、一人暮らしと聞くだけで一気に実家暮らしの男達は彼女 はありだと思う。

・大抵中途半端にかわいく、ムートンブーツ、モフモフした耳当て、カラーレギンス愛用。冬の服装は かわいいが夏になるとよーわからん服装がたくさん湧き出る。


・ちなみに同棲している彼氏は「半乾きのゆうじ」。部屋干しも楽ではない。




No.4「タメ嫌いのゆき」
・一年生時には「先輩としか話があわない」と言い、新歓などでは少し離れた位置に属する。割合的に 浪人生が多い。「浪人でしょ?落ち着いてるもん」などと適当なことをいうととても喜ぶので、言っ ておけば良いが、あまり調子に乗らせると「年一緒だからタメ語で言い?」などと言い出すので注意 が必要である。別名「ねえさん」と初めは何人の女子から呼ばれるが、すぐにそのあだ名は消える。

・二年生時には「やっぱり社会知らない学生より社会人。話すといかに自分の意識が低いかわかるし」 といい、去年卒業したOBをコネにそこらへんと合コンをし、おごってもらう。ここで「女の子はおご ってもらうのが当然」というなんとも許しがたいしみったれ根性を身につけ、「学生は金がない」な どとなんとも身もふたもないことを言い出す。なにもしらないバカな年下が好きなおっさんと駆け引 きをしているくせに、自分が優位だとおもっている。

・三年時には「男はいくつになっても子供」となんとも狭い世界で物事を判断し、おっさんとの合コン に飽きてくる。しかし就職活動があるため、なんとかまた利用できないものかと考えだし、開催する のはOB訪問という名の結局は合コンである。

・四年時には「やっぱ女子会最高」といい、いまさらながら多くの女子会を開催しだす。基本的に彼女 達が女子会を開くのは、「男から相手にされなくなった」、「自分の経験を使ってみんなの悩みを解 決する私ってすごいでしょ」の二つしか理由がない。




NO5.「タオル持ちの優子」
・普段は地味。サークルで食べるランチでは二、三人のグループを作り男子に話しかけられる事もない し、自分から話しかける事もない。服は控えめのCANCAM系。フリフリした花柄ワンピが好き。

・しかし、ひとたび飲み会が始まれば「タオル持ちの優子」はその類いまれなる才能を発揮し、男ども をじわじわと落としていく毒タイプモンスターへと変貌する。ピチャーで一気を強要されている後輩 がいようもんなら、「さりげなく」、そう「さりげなく」、「どこからともなく」颯爽と「タオル持 ちの優子」は自分の花柄のタオルを装備し戦場で戦士となる。服や床が汚れないように、ピチャーの 飲み口と彼の口が接する2cm下に「花柄タオル」をあてがう。どんなにかっこ良くても、かっこ良く なくても、その慈愛にあふれたタオルは惜しみなくピッチャーと彼の口の下へと優しくあてがわれる 。男達はたちまち罠にはまり必ず「タオル汚れちゃうからいいよ」という。いや、言わされているの だよ男性諸君。そして「タオル持ちの優子」は言う。「気にしないで。それより大丈夫?」ギャル達 は彼女の脅威にまだ気づいていない。

・希望就職先は大手メーカー。女子校上がりで、スタバよりエクセル派。合宿などでなんか先輩とkissし たりしてんのは「タオル持ちの優子」だぞーーー!!!



NO6.「Ms人脈れいこ」
・大手広告のだれそれ、注目ベンチャー社長だれそれ、大手、ベンチャー、外資の人事のだれそれなど と人脈を築き、私は意識の高いとこにいて、みんなとは違うと思っている。だが、本人自身そうゆう オッサンを惹き付ける「大学生ブランド」意外は何にも持ちゃいない。それが「Ms人脈れいこ」だ!

・基本的にITや外資に出没する。

・ITについてとやかく最近のれいこは語りたがるが、れいこにとってのITとはソーシャルネットワークの ことであり、SEOやSEMはおじさん達やエンジニアがする、古くさい謎めいたものである。

・インターンなどをして、普通の就職活動がバカらしくなり、どっかの人事と飲みにいくのを就職活動 とする。

・パンツスーツを愛用し、「iphone、ipadのない就活なんて考えらんない」とおもっている。

・ときには就活でMacBookをとりだし、カタカタとコードを書くように文章をうってはいるが、
 その自分に酔っているだけでろくすっぽなことではない。

・「早く仕事がしたい」「学生はつまんない」「女も仕事の時代」、あげくには「一人で生きていく」 などと今時フランス文学の女性も言わないような意味不明な事を言い出す、何ともかわいくないやつ なんだが、こうゆう子に限ってきれいだから困る。いや、きれいだからこそ「Ms人脈れいこ」が存在 できるのか。

NO7「大手内定の南」
・就職活動機にのみ出現するレア種

・内定が決まる前までは、さんざん弱音を吐き弱い自分を最大限にアピールする。

・口癖が「自分がわからない。行きたいとことかわからない」

・誰それかまわず相談を持ちかけ「あんたはすごいんだから、自信持ちなよ」と言われることを生き甲 斐とする。

・だが、一旦内定がきまると初めは「なんで私が受かったのかわからない」「一番自信はなかったのに」などというくせに、時間が経つとしたり顔で「私は大手の女ですが、なにか?!」アドバイスとか欲しくない?と言いなんとも態度が日に日にでかくなっていく。

・しまいには後輩の就職活動相談に、何十年もその道にいる人のようなしたり顔で「見えないよ。君から何にも見えないよ。伝えて」と訳の分からないことを口にしだす。

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