ホラーQueenに恋をして❤ことねぇの禁じられた御話ー冷気の部屋ー

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 これは私が21歳のときの御話。
当時五つ年上の彼氏の家に毎週末、ご飯をつくりに泊まりにいくのが日課で。



 その彼氏の家のリビングのある
【一部分】が【とても寒い】
どんなに暖房いれていても、そこだけ、温度が低い。

 そしてシステムエンジニアでいつも帰宅が夜の11:00になる彼氏を1人で待っていた時のこと。


   


ヴィン、と
 勝手にテレビがつく。   



 
?!なんで?

不思議に思って、リモコンで消すのだが、夕方からある一定時間
数回、テレビがつくのだ。

流石に気味が悪い。
なので私は段々、彼氏の家に泊まりに行かなくなっていく。

 その彼氏が
【ここほぼ1年目とか2年目なのに新築同様に綺麗で家賃が安い】と。


   


・・・嫌な予感しかしない。



あるとき、怖いけど彼氏の家に泊まった翌日、ゴミ出しをしてみると
隣の部屋の叔母さんが
【奇妙な顔】をした。




 『ねぇ?あなた、なんともない?』




そう言われた。
「なんともない?とは?どう言う意味でしょうか?」
私も思い切ってお隣さんに聞いてみる。





【お隣さん半年と住んでいたことがないから】


半年と続かない?!  



聞いたところ、彼氏の部屋は【事故物件】で 
恋人同士の同棲カップルの女の方が手首切って自殺を計ったそうで





その場所を聞いて私は鳥肌が全身を走る。あの冷気のある、リビングの一角だったからだ。





私、見えないけど、【温度】は、感じれるのかもしれない。



テレビがつくのは

あの時間帯にテレビをみていたんだろうか。




そしてその話を彼氏にしたが
【信じて貰えず】




ところが私とその彼氏は
トータル2年付き合ったのですが
あの部屋に引越ししてから【半年目】に
リビングで【猛烈な喧嘩】をし、
別れる。
  それも【彼氏の二股】で。





そして後日談。
私が22歳で別れた彼氏を
私が40歳になり、彼氏の働いていた会社の紹介YouTubeで再度みかける。
【インターネットって怖い】
きっと私もいつか誰かにネットで再会するんだろう。

   【世界中の誰とでも繋がる】からね
インターネットは。
  そして彼はいまも【独身】であることを知る。





あの部屋に元彼が、住んでいないことを祈りながら・・・。流石に引越ししたと、思っていますが、まだあの部屋にいたらどうしよう・・・





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#ホラーQueenに恋をして

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