04人生の岐路 / 個性に気づく

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高校に入学した途端、私の生活は一変した。
毎日が楽しくてたまらなかった。勉強以外はとてもスムーズに事が進んでいった。
部活には所属していなかったので放課後は友人と話すか自習するかの日々だった。
勉強においても、気持ちを入れ替え、予復習を欠かさず行うことで、成績や試験に結果が顕われるようになった。数学と英語が私の得意科目となる。

この生活を手に入れたのも高校一年時に出逢ったMのおかげである。
彼女は、裏表がなかった。嫌な事は人前でもイヤと言う。それに感情表現がとても豊かだった。
そんな彼女に惹かれていった。
見た目も性格も違うのに何故かすぐに仲良くなった。
一緒にいるだけでとても心地よかった。Mと話す事で自分が開放的になっているのも分かった。さらに、私の個性を引き出し、伸ばしてくれた。
みきちゃんってしんちゃんみたいだね。
劇場版クレヨンしんちゃんのこと。
普段はバカばかりやって人を笑わせたり迷惑かけたりするけど、いざとなったら真剣になる。一度手をつけたことは最後までやり通す、と言われました。
嬉しかった。
自分を分析してくれる友人がいるんだと思って感謝しました。

また、Mといることで友達が増えた。他のクラスの子ともすぐに友達になれた。
Mはよく周りに私が天然(へん)と言っていた。このことで、あまり話したことがない子でさえ、私を知るようになった。
他のクラスの友達に用がある時に、知らない子から、みきちゃんだよね?と聞かれ、仲良くなったケースもある。
この時からわたし=天然、面白い という型にハマり出したのだ。
そして、Mのおかげで知らない人でも自分から話しかけるようになった。見た目が自分にとって苦手な人でもまずは自分から話しかけることを意識した。すると世界はどんどん広がっていった。
高校一年生のMとの出逢いにより、自分が180度変わるようになりました。

高校と家が近かったこともあり、クラスに女子は12人いましたが、そのうち8人が一気に来ることもありました。これは今でも自慢です。

そして、Mとは三年間ずっと同じクラスでした。距離を置く時期もありましたが、私にとって本当に大切な友人です。Mによって高校生活を謳歌できたと言っても過言ではありません。感謝しきれないです。

ただ、楽しい高校生活も大学受験という大きな壁に立ちはだかった時、少しずつ日常生活を変えていきました。それぞれが大人になるための階段を作り上げていき、楽しいだけでは済まない日々になっていった。
そう、二度目の岐路に立ち向かう。



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05人生の岐路 / 大学の選択肢

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