09人生の岐路 / 中途半端になる

前編: 08人生の岐路 / 大学入学からスタートダッシュ
後編: 10人生の岐路 / 鳴り止まない電話
大学に入学して、3ヶ月…。
私はとあるプロジェクトに興味を持つようになりました。
それは国際プロジェクト
2年に一度、海外のアーティストの方を大学にお呼びし、日本と世界の芸術に関して対談をするというもの。
海外に関心があった私はすぐに説明会を受けました。
想像するだけでわくわくし、やりたいと思った。
スタッフになる枠は狭き門で、書類と面接を通らなければならなかった。
真剣に志願理由を書き、数日後の選考通知はとても嬉しかった。
しかし、面接はもがき苦しんだ。英語での受け答えだったのだ。質問内容も難しかった。
①あなたが考える芸術とは?→difficult
②あなたは映画を選考していますが、リアルとの違いは何か?→……
二番目の質問は日本語でさえ答えるのは大変なのに、英語はいっぱいいっぱいでした。何と答えたのか一切覚えていないです。知っている英単語を並べ、ジェスチャーで何とか乗り越えたけど、額からの汗は止まらなかった。

だからこそ、数日後に来た合格通知は非常に嬉しかった。手が震えた。

しかし、合格が分かった一週間後に、私はスタッフを離脱した。
いえ…、私はスタッフを辞めさせられたのだ。当時、あれこれ掛け持ちをしていた私を学生広報スタッフの職員さんは見かねて、一度、呼び出された。国際プロジェクトという大学を代表する企画への意志確認をされたのだ。頑張りは十分見ているが、これ以上、掛け持ちをすることで全てが中途半端になると言われ、今回は諦めなさいと説得された。
難関を突破しただけに悔しかった。家で泣いた。

この後から、1ヶ月ほど、私は路頭に迷う時期となる。
このままで良いのかな?
別の大学に編入したい。
なんで京都造形芸術大学に入ったのだろう…もっと頑張ればよかった。
負のループが頭の中でぐるぐる動き、抜け出せなくなっていた。

しかし、このような状態から友人が救ってくれたのだ。
とある本を貸してくれた。
私が前向きになったきっかけでもある本。
高橋歩『人生の地図』である。
旅に興味を持ったきっかけも高橋歩さんの影響が大きいと思う。
心にダメージを受けた私にとって、『人生の地図』は心に響いた。

やるっきゃないと思ったのだ。

以来、大学1年生の間に、私は学生広報スタッフを軸に2つのプロジェクトと、授業でリーダーの補佐役として活発的に行動するようになった。

まずはやってみるを意識するようになった。そう、何事も挑戦です。
もちろん、道は険しく、何度も転び、大怪我をするほど、心にも体にもダメージをくらいましたが、とても良い経験をさせていただきました。
信頼は失ったら取り戻すのにどれだけ時間が掛かるか分かるの?
友人から言われた一言は、絶対にもうやらないと心で誓いました。

その経験を次の記事で書いて行きます。

続きのストーリーはこちら!

10人生の岐路 / 鳴り止まない電話

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