12人生の岐路 / 二条城ライトアッププロジェクト

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年明けに私が始めたプロジェクトは、二条城ライトアップというもの。

具体的には、産学連携企画という二条城(社会)と大学が協力して行うプロジェクトを指す。
二条城に桜が咲く3月の終わりから4月の中旬までを開催期間とし、夜間の鑑賞を目的とする。古都京都を幻想的な空間に演出するのだ。
私達学生は、竹の切り出しからプロジェクトが始まり、夜間のため、城内を照らす足下灯やオブジェの作成、さらには桜にあてるライトの位置を照明屋さんと一緒に設置したりする。また、当日の運営も任され、城内に立ち、お客様の誘導や質問に答えたりする役目がある。

私は大学のブログにて、このプロジェクトの存在を知り、大学に入学したら何が何でも参加するぞと人一倍、気持ちが強かった。
だからこそ、説明会に行き、すぐに参加表明をした。

数日後にプロジェクトメンバーが集められ、様々な学科の子がいた。
正直、仲良くなれる自信はなかった。だって、外見が怖いんだもん。
そんな気持ちを抱きながら、まずは核となるリーダーと副リーダーを決めた。
ここで私は副リーダーを立候補したのだ。
みんなを引っ張っていきたい想いだけで手を挙げた。
晴れて私は副リーダーになりました。

しかし、晴れたのは少しの期間で、すぐに私の心は雨で濡れていくこととなります。

私の存在って…
プロジェクトが始まり、竹を取りに行ったり、実際に二条城に足を運んだりした。
そして、大学にて制作が本格的になっていった。
リーダーから伝言が伝わる。
なのに…、副リーダーの私の立ち場を遮るSがいた。
悪気はなかったと思うが、私の仕事をすべて彼が行い、私は何なの?という感じだった。プロジェクトメンバーの一人という認識のほうが強かったかな。
また、リーダーともコミュニケーションが上手く取れず、Sと頻繁に話していて、さらに追いつめられることとなる。
Sが同じ学科だけあって、嫉妬心が燃え上がった。

心の中だけでとても怒っていた私は、何事もないように、制作に取り組んだ。
この時はまだプロジェクトメンバー全員となじめず、自分を追いつめる日々だったのは確かだった。
副リーダーなのにこのままで良いのだろうか…
みんなともっと仲良くなりたいよ…
この2つが私の頭の中でずっとぐるぐる回り続け、負けず嫌いの私はついに行動に出た。

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13人生の岐路 / 自分のルールで前進する

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