13人生の岐路 / 自分のルールで前進する

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副リーダーなのに全然ダメじゃん…
仲良くなりたいのに何で行動にできないの…

とにかく自分を責めた。
心で思っていても行動に移せなかった。

でも、変わりたいと思った。
副リーダーに立候補した時、みんなを引っ張っていきたい以上に、自分が変わりたいと思っていたのだ。新しい自分に出逢えるんじゃないかって。

制作帰り、ふと気がつけた!
何故、副リーダーをしたいかって。

そしたら、次の日から変わり始めた。
私は制作が始まる15分前に大学に着くようにした。
ただ、それだけ。
一番乗りで教室に入り、プロジェクトメンバーが来るのを待つ。
早く行くことで制作が始まるまでの時間をメンバーと話す機会にしたのだ。
また、プロジェクトメンバーの中心に常にいた子が早く来ることは知っていたから、まずはその子と仲良くなろうと思ったのだ。
はじめは挨拶程度だったけど、互いに気になる存在となり、話を重ねることでいつの間にか仲良くなることができた。友人のおかげで、みんなとも打ち解けられ、自分も中心メンバーとなっていった。

この誰よりも早く行くという至って単純な方法は、高校2年生の時に自分で編み出した。
当時、クラス替えの直後で、1年の時のクラスごと固まっていた。
しかし、私はそれが嫌だった。みんなと早く仲良くなりたかったのだ。
クラスには女子が18人いた。
1年生の時に同じクラスだった子が7人、他11人は違うクラスの子だった。
その中で、1年B組だった女の子6人が異色なオーラを放ちまくって、私と系統が全く反対で仲良くなるのには時間が掛かると悟った。正直、見た目が怖かった…。
ただ、内心とは裏腹に、仲良くなりたいと思っていた。
休み時間は元B(1年生の時にB組だったということ)で固まっているし、話す時間ないじゃん…
どうしたら良いんだろう…
その時、ふと気づいたんだ。
朝学習が始まる前だったら話せる、と。
元Bの中でも特に怖さを身にまとった友人がずっと気になっており、でも私のことなんて眼中になりだろうなと思いながらも、やはり話したい気持ちには変わりなかった。
その子は電車で通っており、毎日、早く学校に来ることは知っていた。
自分も早く行って、まずは挨拶をしようと思ったのだ。
翌日から実行に移し、まずは「おはよう」の挨拶をした。
それだけなのに緊張した。
また、共通の話が分からなかったから、挨拶をするだけで精一杯だった。
しかし、だんだんと挨拶から授業のことへ、はたまた音楽のことへ…と話のネタは増えていき、共通の話題となるMDによって一気に仲良くなった。
クラス替えをして1ヶ月の期間を要したが、距離が縮まった途端、他の元Bの子達とも仲良くなり、学校生活が飛躍したと言っても過言ではない。

この経験以来、仲良くなりたいと思ったら、まずは自分からアクションを起こすようにしている。

プロジェクトでも朝に早く来ることで仲良くなれた。
しかし、副リーダーとしてはまだまだうぬぼれていたので、制作に入る前にラジオ体操をしようと提案し、習慣となった。
そして、制作においても集中力を持続するために役割を変えたり、頭を回転させ、みんなを巻き込んで話のネタを提供したりした。

だんだんと副リーダーとしての地位を確保していったのだ。
この頃になると、リーダーとのコミュニケーションも取れ、充実した日々を送るようになる。
二条城に置くオブジェの班分けでは、単なるクジだったけど、念入りに作り、みんなの情熱をどうにか向上させることに成功した。

みんなと仲良くなり、副リーダーとして責任感を持つ事で、すごく楽しくなった。
そして、制作が大詰めとなると、22時過ぎまで大学にいる日々だったけど、苦じゃなかった。
土日は駐輪場が20時で閉まる。けど制作は22時を過ぎる。みんなで柵を乗り越え、自転車を救出したのも良い思い出。
制作は、2010年2月上旬〜3月上旬までだった。

その後は、二条城に足下灯やオブジェ、照明器具の設置作業を行い、試験灯をし、ついに本番となった。
試験灯では自分達の作品が飛び立つようで涙が少し出た。

運営の話はまた次にしよう。


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14人生の岐路 / ありがとうの重み

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