まだ一回も婦人科検診を受けたことがない20代女性がいたら是非読んで欲しい、卵巣手術した時のお話。

だってこわいもん。


2012年3月末、当時25歳の私は初めて産婦人科へ検診に行きました。

周りの友人が急に子宮頸がんとか言いだして、検診行った?とか聞かれて

答えがノーだと凄い勢いで受けなさいよと言われていた、

のに なかなか行けずにいました。みんなも怖いよね?

正直未知の世界が怖かったし

病院好きじゃないし(好きな人いないか)

私はきっと大丈夫だろうと自負していました。

そんな私が行こうと奮起した理由は

年内にインドネシアへ移住することを決めたから。

安心料を払うつもりで受診しに行ったのです。

(25歳になると市から無料検診の案内があるそうなんですが、なかなか実家に帰れず近くのレディースクリニックへ行きました)

子宮頸がんとかエコーとか細菌の感染とか

膣洗浄も一通り丸々受けました。(というか勝手にされました)

全部で13000円弱だったと思います。。。

そして二週間後、4月中旬検査結果が出ました。


女医さん
あなた、子宮内膜症、右卵巣チョコレート膿腫だわよ

(※発言イメージ脚色してます)

生理痛がひどいのはこの内膜症のせいなのよ。子宮内膜症は卵子を守るベッド以外のところに血が溜まって、生理の度に血の層が溜まり剥離を繰り返すから、無駄に月経血が多かったり、月経血剥離の際に子宮内を傷つけたりしちゃうわけ。これは痛いわ。ピルを服用して子宮を休ませちゃったらいいのよ。卵巣チョコレートのう腫は、内膜症による月経血が卵巣に溜まる内膜症と同じで付き合っていかなければならない病気でさ、なんたらかんたら・・・!!!


ハイ、ワカリマシター。
女医さん
左卵巣に4センチ程の影が見えるわよ。紹介状を書いてあげるからMRIで精密検査すればいいのよっ
ハイ、ワカリマシター。


後日、撮影したMRIの画像が産婦人科に送られ

検査結果を聞きに行くと例の影は

右卵巣奇形腫約8センチ

であることが発覚。

奇形腫は脂肪や髪の毛、ひどい人は歯が生えてきたりします(原因不明)

薬で抑えることが出来ない為、また必ず少しずつ大きくなっていく為

遅かれ早かれ手術が必要です。

エ、シュジュツスルンデスカ?

あなたこれが10センチ以上だと卵巣全摘出なのよ!

8センチで早期発見できたあなたはラッキーなんだからっ!

痛みも自覚症状がないから気づかずに生活していて卵巣破裂で緊急手術だったり、腫瘍の重みで卵巣が一回転して空気が通らなくなって卵巣が腐ったり、。出血多量で亡くなったりすることだってなんたらかんたら・・・!!!

モシカシテ、ニュウインデスカ?
女医さん
当たり前だろーが(イライラ)

と、いう訳で!点滴だってしたことないぜが自慢の健康優良児の私が何の自覚症状もないまま

2012年5月末

人生初入院っ!!!

暇! こんな元気なのに入院とかちょー意味わかんないんですけどー


とりあえず記念に点滴とワルツを踊っておいた。(完全に舐めている)

24時間断食をして、いよいよ明日は手術日。


手術室に入ったら何故かLADY GAGAが流れていて

手術台に乗せられても鼻歌かます余裕っぷり。

麻酔科の先生(イケメン)が現れて、


麻酔科医
今から10まで数えます。全身麻酔の薬が入ったら苦いですけど呼吸続けてね~

1,2,3・・・ぐらいで白目向いて気が付けば自分の病室に戻っていた。


怖かったのは麻酔が醒める時。(これは人によるみたい)

すごく寒くて、芯からガクガクきて怖かった。

ずっと付き添ってくれていた家族の手が本当に暖かくて

これを離したら死んでしまうと思って必死に握ってた。


生々しいですけどね。死んだように眠るとはまさにこのことでした。

当たり前ですけど、麻酔にかかってる時の記憶って全くない。

手術台で例え首締められたとしても、気付くことなく死ぬんだろうなと思った。

担当医がいい人で良かった(笑)

手術室から出た時「せんせい、ありがとうございました・・・」って苦しそうに言ってたらしいんだけど、全く記憶にない。本当に時間が奪われて、この感覚が間違いなく「死」と酷似しているだろうと思った。麻酔がかかる瞬間が死ぬ瞬間だとしたら、もうそんなに怖くはないかも。とっても苦しいんだけど、意識が遠のくあの瞬間は快楽のようにも感じた。極楽浄土とはあのことなのか。


事の重大さに気づいたのは完全に麻酔から醒めた時。

全身繋がれていて、身体の自由がきかない、

機会に囲まれていてトイレにも行けない

私ってそんな病気だったの!? ウソォーン


元中高陸上部、決して花を咲かせることはなかった6年間でしたが、無駄な筋肉とここぞという時の体力には自信がありました。

まさか寝返りをうつためにナースコール押さねばならんとは・・・

力が入らない足に筋肉を運動させてくれるマッサージ機がつけられ、いつ排出しているかも感覚がない尿の管、悔し泣きもんでした。

看護師さん
おトイレに行く時は呼んで下さいね!付き添いますからね!


と天使の囁きに易々とのる私じゃない。30分かけて一人で行ってやりました。

担当医に「明日までにはこれが出来るように」とリハビリ目標を告げられると

今日中に「できました!」と言いたいスーパー天邪鬼ぶり発揮で順調に回復。

病は気から! なのです。

腸も動くようになり固形が食べられるようになりました。

だけどこんなパンばっかり食えねーよ。


簡単な手術で、入院たったの5日間。

傷口(おへそと下腹部計4つの穴があるだけです)も今の技術じゃ残らないって(私まだあるけど数年かけて消えるらしいです)


インドネシア移住の話がなかったら、私きっと妊娠発覚まで産婦人科には行かなかったと思います。それを考えると、ぞっとします。

友人には「間違いなくお前は生かされたんだ」と言われました。

人間何かしらこじつけたがるもの、でも私は今健康体で生きていられること、この人生に与えられたキッカケに心から感謝しています。

命、だいじに です。

自分の身体、分かっているようで分かってなかったんだと猛反省。

何か身体が発信してる信号ありませんか?無視していませんか?

この奇形種は30人に1人持ってるらしいです。


この記事読んで、ビビっときた方は是非。何かのキッカケかもしれません。

検診に行ってみてください。

産婦人科は気分いいもんじゃないけどねー


おしまい。

サイトからのお知らせ

STORYS.JPはあなたの一歩を応援しています

生き方は少しずつ自由になってきましたが、未経験分野への挑戦(転職)はまだまだ難しいのが現状です。これを踏まえて、STORYS.JPは誰でも実務経験を得られるサービス『adoor』をリリースしました。 最初はエンジニア職を対象にしています。STORYS.JPは、どんな人でも人生の一歩を踏み出しやすい世の中を目指しています。

実務経験は買える「adoor」

著者のFujiwara Aiさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。