高校生の時アニメオタクが、24歳の時ファッションビジネスで起業する話 vol.1

次話: 高校生の時アニメオタクが、24歳の時ファッションビジネスで起業する話 vol.2

元アニオタがファッションで起業する話

「ファッション×インターネット」というテーマで会社をやっている
株式会社ニューエイジの金子です。
現在会社は9期目で、ネット通販の事業がメインでやっています。
僕の現在の概要はプロフィールを参照してください。
たまたま、Storys.jpを知ったので、僕の起業のルーツみたいなものを
書いてこれから起業される方などの参考に少しでもなればと思っています。

僕のストーリーを語るには、高校時代、1995年まで戻る必要があります。
1995年10月4日、「新世紀エヴァンゲリオン」というTVアニメが放送された。
僕はそれまでオタク気質はあったものの、特に目立ってアニメが好きという訳でもなく、それこそスタジオ・ジブリの「天空の城ラピュタ」が好きです〜、みたいな一般的であったと思います。
元々、不思議の海のナディアが良かったから、エヴァを見た訳でもなく
たまたま10月4日の18:00にテレビの前にいて、その時住んでいた埼玉の実家のリビングでテレビ東京が写っていたから見たのです。

見終わって、衝撃。
何このアニメ、ヤバくない?面白すぎない?

当時の僕は、引っ込み思案で、ひ弱で主人公の碇シンジくんと大分シンクロ率が高くて、どっぷりとハマってしまう訳です。
今まで一度も買ったことのなかった、アニメディア、アニメージュ、ニュータイプとアニメ雑誌も買って、エヴァのことを調べ始めました。

毎週の放映を楽しみにしながら、エヴァの世界を研究する日々。
そのうち、この熱い思いを誰かと共有したくなるわけです。
しかしながら、その時は高校生。
周りは部活や恋愛、バイトなどに盛んな時期。
今でこそ、アニメはクール・ジャパンを代表する文化になっていますが、
その時はオタクというと、かなり敬遠されるジャンルだったのです。

インターネットとの出会い

1995年、まだその当時「インターネット」という言葉自体がまだ認知されていなく、まだ「パソコン通信」という言葉があった時代。
小学校からの同級生で高校も一緒だった親友と「インターネット」なるものがあるらしいという話になって、面白そうだから始めてみようということになった。
その当時のパソコンはWindowsが3.1から95になるところで、基本的にネットに接続できるモデムは別売りでした。
速度は128kか256kくらい、もちろん電話回線を使ったダイヤルアップで、テレホーダイというNTTのオプションに申し込んでおかないと通信費が大変なことになる。
友人と秋葉原でモデムを購入して、初めてのインターネットの世界に繋がりました。
あの頃はYahoo!Japanもコンテンツすかすかだったし、ブラウザはネットスケープ。
色々調べているうちに、ML(メーリングリスト)というサービスがあることをしりました。
まだコニュニティサイトなどがあるわけでもなく、まだパソコン通信の名残がある時代だったので、フォーラムの延長上で、趣味別に色々なMLがたくさんありました。

僕が参加していたのは、「エヴァ」と「林原めぐみ(綾波レイの声優)」のML。
かなり衝撃的でした。ネットに繋がっていないパソコンはただのパソコンで、
パソコンの中で見ず知らずの人とコミュニケーションが出来るのは感激を覚えました。
しかも、みんなオタク。
大学生もいれば、社会人もいて、趣味が一緒だから夜な夜なML上で会話を楽しんでいました。
これが高校時代の青春をアニオタに捧げる序章でした。

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

続きのストーリーはこちら!

高校生の時アニメオタクが、24歳の時ファッションビジネスで起業する話 vol.2

著者の金子 洋平さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。