新世界ボウリング誕生 凸凹物語

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それでも投げるボールは大いに曲がって、大いに派手なフォームで。。周りより目立つ!

しかも、他のマイボウラーさんからは、ちょっと憧れの眼差しが!!

たまに、『平野くん、おれにも教えてよー』という、嬉しい言葉がけも。

だけども、投げれば投げるほどに体が痛い、、おまけにゲーム数も4ゲーム以上はキツイ。

そうなると、だんだん自己流ローダウンが苦痛以外の何者でも無くなってくるんです。泣

そんな時、また佐藤さんが声をかけてくれました。​

『平野さん、もう曲げないで投げた方がいいですよ。』​

【ガーンっ!!!】(°д°)。。。

佐藤さん、いきなりそこまで言うかぁぁあ。。。

それじゃぁ、これまでの練習が水の泡じゃないか、、、

でも、確かにこれ以上は投げ続けられないし、、、もう、どうしたらいいんだよ。。

さらに佐藤さんは言いました。

『平野さんはもう曲げる意識をしなくても充分に曲がりますよ。』

『っていうか、僕の投げ方により近づくって事ですよ。』

『だから、むしろイイ事なんですよ。』(ニコッ。

『えっ!?』『何でスト??』

『むしろイイことなんですよ、の意味が分からないんですけど。。』

『だって僕の投げ方ってローダウンっぽく無いでしょ?僕はローダウンじゃないですよ。』

、、、​

『はっ??』

、、、

『はあぁっ!??』、ますます意味が分かりませんが。。

『もっと言うと、ボウリングの本場アメリカにはローダウンなんてモノは無いんです。』

【ドーンッ!】    Σ(゚∀゚ノ)ノキャー!!!

もう皆さんお気づきですね?(^-^)  そうなんです。

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