27人生の岐路 / 推薦された枠

前話: 26人生の岐路 / 就活の妥協
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就職活動を始めてからよく相談に乗ってもらう職員さんがいた。
専攻する学科の先生でもなく、就職課の職員でもなく、信頼している職員さんだった。
正直に正社員になりたくて就職活動を妥協した事を伝えた。
すると、その職員さんから1つの話をされたのだ。
京都の某商店街を町おこしのためにプロジェクトを行う。
商店街と大学を繋ぐ役割を果たしてくれないか。
4月からは正式にそのスタッフ(正社員)として働くこととなる。
自分からしたら目をキラキラさせるほど気になる話でした。
京都で働きたい。
地域の活性化に関わりたい。
イベント系を望む。
私の要望にマッチしていました。
すぐにお返事をし、スタッフとして関わりました。

某商店街にも何度か足を運び、商店街の方とお話をすることもありました。
充実していた。
イベントの企画の話にも参加をし、心から楽しいと思った。

何もかも順調だと思ったが、ふとした疑問により、崩れていくのである。
それは、4月から正式に関わるとした場合の雇用体制である。
私はその気だったが、商店街の方針や職員さんはどう考えているのだろうと気になった。
商店街にとっても初の試みのため、続くかどうかは未定である。
さらに、忘年会の席で、商店街の方が来年もあれば良いのにねと言っていた。
必ずあるとは限らない=スタッフになれるか分からない
このままあてにするのはまずいと私も両親も思い、職員さんに尋ねてみた。
その話に触れてもらえない。
正直、怖い。
日を改めて、再度、聞いてみようと思い、その日は諦めた。

そして、再び、聞いてみる。
でも答えは曖昧だった。

二度目に聞いて未解決だったら辞めようと私の中で決意をしていた。
恐れていたことを食い止めたかったからだ。
ずるずるとしても私のとって良いことはないのだ。

プロジェクト自体を辞退し、就職活動に専念をした。
時期としては、11月の終わり。
卒業制作が終わり始めた友人達が就職活動を始め、先に決まるというパターンが多くなってきた時期でもある。
ただただ焦る。

苦しみながらも、私はまたもや妥協をすることになる。

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28人生の岐路 / とにかく内定がほしい

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