元気が出るよ、ベンチャーの仕事は。

ベンチャーの仕事ってのは普通はなかなか儲からない訳で。でも、そういう中で救いあげてくれる先輩、同世代や後輩がいてなんとかなっている。

まだまだ僕は生きているのも大変だけども。でも、こんなに毎日楽しく生きられることに対して皆に感謝しているんです。

先日プラスと言うアスクルを産んだ伝統ある企業の経営者にベンチャー五社とプレゼンに伺わせていただいた。

プラス今泉会長は、マーケットメイクをしろ。模倣して得たマーケットは、価値が低い。だからマーケットメイクすべきだと。

プラス今泉社長は、若手ベンチャー経営者と触れる機会を得て、元気が出た、と。そんな風に言っていただいた。

この二つのメッセージこそ、ベンチャーの意義だと心から思った訳です。

ちょうど自分が四年半くらい前の新卒で入ったベンチャーキャピタルのことを思い出すと、ベンチャーキャピタルと言う未来を創る仕事をしに自分は入社した!と目を輝かせていた。
しかし、2009年と言うタイミングでの入社だったこともあり、なかなかサブプライム直後の経済環境は悪かった。未来を創るというより過去の負の遺産の整理と言う意味合いでする仕事が多かった。
投資先の売却を進める社内稟議が多く、社内の雰囲気は明るく無かった。一方で、アポで新規サービスをリリースしたばかりの社長などは本当に未来を見ていて、とにかく楽しそうな人が多かった。そこでまさに元気をもらっていた。
今、日々思うのは、ベンチャーの仕事は元気が出る。例えば僕がやってるピッチイベントも、これやってる意味あるの?とか言われたりすることもある。

でも、元気が出る。プレゼンする人もプレゼンを聞く人も元気になる。

これだけでも一生やっててもいいくらいの価値だと思った。

ベンチャーをやってる経営者は自分の三ヶ月、半年後の未来もわからないことが多いと思ってる人も多いと思うけれども。

それでもみんなとても明るく元気だ。

元気が出るよ、ベンチャーの仕事は。だから、みんなベンチャーやろう。

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