どんな仕事がしたいかではなく、どんな暮らしをしたいか?医療人として考えてみた
薬学部5年である僕は、将来の進路について悩んでいる。
1年から4年までは旅・登山・ヒッチハイクに明け暮れ、お金を貯めては山や旅に行く。そんな僕が将来のビジョンについて考え始めたのは、半年前ぐらいだろうか。
僕には20代で世界放浪を行うという夢を高3から持っている。そのために貯金とわらしべ長者を始めたのだ。薬学部卒業後、すぐに世界一周に旅立つために。
しかし、転機は偶然訪れた。小学校の友人にITベンチャーのサマーインターンに誘われたことをきっかけに、病院・薬局以外の分野の就職を知ったのだ。4か月前はスタートアップやマネタイズという言葉すら知らなかった僕が、今は医療アプリをチームで開発している。
まぁ、この話は他のSTORYとして別枠で書こう。
先日、お会いしたかったフリーランスの方と2時間ぐらいお茶をした。

ぼく
将来について悩んでいるんです明確にしたい仕事がわからなくて

フリーランス
どんな仕事をしたいか?ではなくて、どんな生活をしたいか、考えてみたら?
そういえば、高3でin to the wildを見た時に生きるとはどういうことなのか?と初めて考え、最近風立ちぬを見て、生きるとは?とまた考えている。
時間が流れているのではなく、生きていると実感しながら生活する、生きている実感をえるポイントは自分にはどこなんだろう。
やりたい仕事が明確では無いなら
暮らし方を明確にして、そこから逆算して仕事を考え、直近の人生設計するのも良いのではないか?
医療者である僕はどういう暮らしが出来るのだろう?
そんな時、ふと思い出した記事がある。
広告の会社が従業員に1年働いて1カ月休みを与えてインプットする時間にするというのを読んだ。
ワヴデザイン株式会社|11ヶ月働いて1ヶ月休む会社
聞いた話だと、旅をしていたブラジル人は週7日働くが、1年に2ヶ月の休みを2回貰うそう。確かに、計算すると週休2日でもあまり変わらない。
暮らし方、生活の仕方について考えた時、医療人は縛られて生活しなければいけないのか?
確かに患者さんありきのサービス業であり、奉仕の精神が根付いた職業だと思う。でも、個々に選べる道があったらいいな。そういう場を作るなら、薬局経営者が一番だろうか。
異端かもしれないが、1薬局を経営するなら同じスタイルの暮らし方をしたい医療人を集めれば、1カ月休みをすることは可能かもしれない。
著者の藤巻 慎さんに人生相談を申込む
著者の藤巻 慎さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます