今の自分は開業獣医師、高校時代は授業聞かずに茶道ばかり 第2回

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茶道と読書にはまる日々

とにかく茶道は予想外にはまってしまった。
よく怒られたけど、無駄のない動きに感動だった。
手の動き一つ一つ、流れるような流線型を描くことに気付いた。
その流れを何一つ止めずに、美しい間を保ってお茶を入れる。。。。

そんな感じで、「お菓子が食べられる~」で入ったはずの茶道にどっぷりはまってしまった。

お茶だけでなく、本を読みふけることにもはまってしまった。
でも、堅苦しい本だけでなく、まんが本も大好きだった。よく、「マンガ読むの???」と聞かれますけど、大好きです。
・スポーツ ・少女マンガ ・不良もの ・釣り ・SF 
何でも好きで、授業中机の下で読んでいた。
なかでも「ホットロード」(今度実写版になりますが。。。)の春山が大好きで、マンガ読みながら授業中に泣きそうになり焦ったりしていた。

幸い、マンガ読んでても、哲学書読んでても、わからなさすぎる問題考えていても同じように眉間にしわが入っていたので先生は全く気付かなかった。

大変だ。。。数学が難破船

私の高校時代は数学は
・数Ⅰ ・基礎解析 ・代数幾何 ・微分積分 ・統計確率
に分かれていた。
数Ⅰの対数と三角関数・統計で完全にこけてしまった。
なぜか、図形の類は好きなのに三角関数でぐわ~となり拒絶反応が出てしまった。。。
単位円とか本当に困った。

なんか、嫌じゃないですか?これが、角度によってぐるぐる回る。回るな~、360度以上回るな~。
そんな感じで大嫌いでした。

英語は、野生のカン

英語は、本当に野生のカンでした。わからない単語はいっぱいある。あるくせに、なんとなく全体的に書いてあることはフィーリングでわかる。これって、特に見えて損でした。
内容はわかるけど、単語や熟語があやふやなので、なんて答えればいいのか分かっているのに、単語が分からない、スペルを間違える、熟語で躓く。。。
本当に歯がゆかった。
あいまいであやふや。
見るに見かねた、兄がこう言った。
「単語や熟語のごろ合わせがあるやろ。バカみたいやけど、そうでもしてとにかく覚えよう。」
勿体ないな~と思ってくれたんでしょうね。
私の兄は、子供のころから本当にできが良くて私のプレッシャーで目の上のたんこぶでした。
全国模試の成績優秀者の常連で10番以内にいることが普通でした。
比べられても困る。
それが本音でした。。。。 

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