出張整体師はみた! グラビアアイドルのお客様3

前話: 出張整体師はみた! グラビアアイドルのお客様2
次話: 出張整体師はみた! グラビアアイドルのお客様4
そんなM様が舞台公演に出演される数週間、数日おきに呼んで
下さる事がございました。

その日も小生の休日の深夜の特別予約でございます。

いつものように施術を終えて、帰りの荷まとめをしていると、
M様がキッチンからワインと缶ビールとグラスを持っていらっしゃいました。

「もらったビールがあまったのでよかったら・・・」

小生がお酒の中ではビールが好きでワインは飲まないというのを
最近の雑談でお話ししたのを覚えていて下さったようです。

しかし、小生は申しますと予想外の展開にどう反応したら
いいのか分からずに固まってしまいました。
すると、

「今が嫌だったら、持って帰ってから飲んでもいいけど・・・」

なぜか大慌てで施術をしていたリビングのソファーに
座らせていただき、プルトップを開けて、グラスに注ぎました。

それからすぐに、ワインを注いだグラスを持って、
小生のすぐ横にM様が座られました。

乾杯の後に会話をさせていただいておりますが、
何を話しているのか思い出せない程に動揺しておりました。

そして、気が付いたら、M様との距離が近付いており、
小生にわずかにもたれ掛かっているような気がします。
よく考えたらすごい状況でございます。
心臓はもう口から飛び出そうです。

(つづく)

※ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
読んでよかったと思っていただけましたら、このページと共に、初回の
にも「読んでよかった」を押していただけれると嬉しいです。
大変恐縮ではございますが、どうぞ宜しくお願い致します。
また、出版等のお問い合わせは
足利忠宛にお願いいたします。

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

続きのストーリーはこちら!

出張整体師はみた! グラビアアイドルのお客様4

著者の足利 忠さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。