すべてはあの扉を開けることから始まった

平凡な大学生活に終止符を打ちたかった

大学2年生の春学期、僕は焦っていった。あっという間に1年が過ぎた。無味乾燥な。
「大学生活楽しい?」と誰かに聞かれる度に返答に窮する自分に吐き気がした。
とにかく何かやりたかった。刺激的な経験に飢えていた。
そんな僕は数枚のビラと告知によって導かれた。
議員インターンシップ
政治に興味はなかった。1年生の春休みはビラに書かれた「議員」「2か月」という2つの単語を見て不参加を即決定した。
でもそんな過去はどうでもよかった。
今までならゴミ箱行きのビラに記載された説明会日程を手帳にメモした。
そして教室まで足を運び、扉を開けた。

一番惚れ込んだのは人柄

議員交流会。
僕にとっては受け入れてくれた議員と初めて会い、インターンシップへの参加を確定づけた特別なイベント。そのときの話が今も記憶に新しい。
大学生2年生の夏休みという遊び盛りの時期に、わざわざ政治家の事務所に行ってインターンするなんて変態だよ(笑)
そして議員はこう続けた。
でもそんな意識の高い若者のためなら僕は何でも経験させるから
それはあっという間の15分間だった。とにかく面白くて、フレンドリーで、何でも経験させてくれる。
この人しかないと思った。

イメージを覆す

僕は嬉しかった。
なぜなら議員交流会の15分間で僕が接した議員は、偽りではなく真の姿だったから。
僕たちインターン生には「〇〇議員ではなく〇〇さんでいいから」と最初に伝え、いつもフレンドリーで、僕は遠慮せず政治のこと、他愛もないこと、将来のことまで話せた。
地域の人々にも、「あくまで自分は住民の1人」と言っていたように、近所の人のように接していた。
彼はテレビの中の住民ではなかった。
僕はみんなが今まで政治家に対して持ってきたイメージを覆したい
議員がよく口にしていたこと。その一端を垣間見た気がした。
そしてとにかく色々な所に行き、色々な人に会い、色々な経験をする機会を与えてくれた。
それこそが議員インターンシップの魅力であり、将来僕たちの役に立つと議員自身が理解してくれていたから。
議員に問題を出されて何か答えるとき、いつも僕は言われた。
もっとシンプルに考えて
暗記ばかりの勉強に終始してきて頭の固かった僕には、考えさせられる2か月間だった。

さらなる高みへ

君たちが僕の事務所に来たのも何かの縁だからね。この縁を大切にしなきゃ
僕が正式なインターンシップ参加を決定してから最初に会ったときと最後に会ったときに議員が言っていたこと。
公務員のインターンシップもよかった。でも議員インターンシップは他では得られない経験や出会いがあった。
そのことが僕にとっては魅力的に感じられた。そして感謝している。
だから「夏休みの2か月の思い出」として終わらせたくはなかった。
今後の大学生活につなげるために、インターンシップが終わった後も同じように成長できる環境に自らをおきたかった。
だから僕はスタッフとしてここにいるのだ。

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