とある物語のとある回想1:プロローグ
昔ばなしもいいところの昔ばなし。
両親共働きの家に生まれ、
1歳から保育園に行っていた。
引っ越しや転校も含めて行った保育園の数は4つ。
それを今でも覚えているのは、
大量の写真が記録として取ってあるから。
写真が好きだったのか、子供が生まれたから好きになったのか。
どちらなのかは分からないけれど、
うちの家には家族の写真と映像がたくさん残っている。
それはさておき。
妹が生まれたこと、引っ越しをしたこと。
それを期に母が仕事を辞めた。
つまり家には妹と母がずっといる。
![](http://res.cloudinary.com/storysjp/image/facebook/w_42,h_42,c_fill,g_north/100002199850372.png)
(なんで自分だけ保育園に行かないといけないの?)
親に連れられて行く保育園までの道中。
とっても元気に歌を歌っていたり、お話をしたりしているのに。
園の敷地に入って先生に会った瞬間…。
号泣。
大泣き。
大暴れ。
逃走。
それなのに。
親が見えなくなると。
ケロッと泣き止んでいい子ちゃんに変身。
保育園に預けられることが嫌だったのか、
親が居なくなるのが嫌だったのか。
未だに両親共々不思議がっているその頃の私の奇妙な行動。
今それをうちの子がやってしまっている辺り、
何かを感じざるを得ませんが…。
そこはかなり田舎の保育園で、緑に囲まれたところにあった。
今思えば4つ行った保育園の中でダントツ1位を付けてもいいくらい、
いい環境の保育園だったと思う。
そんな保育園時代に出会ったとある人のお話。
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