続くものと続かないもの。

継続品

美容院で手にした雑誌「東京の継続品」継続品とはつまり「定番」

各ブランドが毎年ほんの少しだけ改良しながらもベースは変わらない。そのブランドの顔とも言える商品。気に入ったら10年でも20年でも使い続けられるもの。自分に馴染み手にすると安心する商品。

私はブランドに疎いので気に入ったものに出会ったら買う感じですが、theoryのスキニーパンツやデレ・コーゼの黄色いITALIA POSTバッグは私の「継続品」

継続品は決して多くはないけれど、だからこそしっくりくる。

非継続品

一方で買ったきり着ない服、使わないバッグもある。一瞬気に入ったけど自分になじまない。決して粗悪な商品という訳ではなく継続品より高くて丁寧な作りの商品もある。

ひとつ買ったらひとつ手放すことにしてるので一度も使わずに手放すものもある。

この違いはなんだろう。そしてこれは物だけではない。

継続品:仕事

私の父は職人で、70過ぎて辞めるまでひとつの仕事だけを続けてきた。私が初めて就職した時に「最低でも5年務めろ」と彼は言った。私は2回転職して今は独立しているけれども今まで忠実にそれを守ってきた。

1社目6年半、2社目7年半、3社目6年半。

「嫌なら無理せず辞めてしまえばいい」というのも一理ある。と。思う。でも。「嫌な上司・過労・心労・仕事のプレッシャーあるいは変化しない業務内容、他のスタッフとの比較・給与への不満」といったものは職場を変えても多かれ少なかれついてくるだろうし、だったら5年くらい同じ会社で頑張ってみてもいいんじゃない。とも思う。

ちなみに私がどの会社も5年以上務めたのは、1社目は「父に言われたから」かもしれないけど、2社目以降は単純に「楽しかったから」だと思う。

そりゃ過酷な仕事だったし、精神的にも肉体的にもギリギリだった。なんでこうも毎日大変なことがおこるのかってくらい大変だったけど、専門学校の時の先生に「やりたくなくてもやるしかないならそれをトコトン楽しむようにしろ」って言われたのが印象に残っいて「どうせやるなら楽しもう」っていうのが私の仕事の根本にあるから辛い仕事も楽しめたんだと思う。で。楽しんでやってると不思議と続くもんです。

継続品:人

私は基本的に人が苦手だと思う。無理して人と付き合いたいとは思わないし苦手なタイプとは自然に離れていく。

でも20年以上の付き合いになる友人も沢山いる。付かず離れずいい距離でいられる人たち。大事な継続品。年と共に会話も遊び方も変わるけどいつも居心地がいい人たち

好きな人たちと一緒にいればなんだか色々うまく行く。そう思う。

継続品:ヨガ

学生時代も社会人になってからもスポーツには縁がなく、学生時代は勉強(マジで)、社会人時代は仕事(マジで)とお酒に夢中の毎日。呑んで寝て起きて、仕事して呑んでの繰り返し。むくみまくる毎日。スポーツジムに入会したこともあったけど2・3回行って幽霊会員。

8年前、ふとヨガでも行ってみようかという気になった。私が習ったヨガの先生は、体の左右の違い、その日の体調や気分を、呼吸やポーズを通して自分自身で知ることを教えてくれた。私にとって自分を知る手段としてヨガはとても有効でした。

スポーツジムでただがむしゃらにスタジオプログラムをやってもマシンで筋トレをやってもなんだかしっくりこなかったけど、毎朝起きる前にヨガを続けることによって得られたことは精神的にも肉体的にも多かったと思う。誰に習うか。というのも大事な要素。

今でも朝ヨガは習慣として続けていて、今年からインストラクターも始めました。「ちょっとやってみようかな」という好奇心がきっかけで、一歩足を踏み出せばそれが趣味になり習慣になり仕事にもなる。踏み出すのが大事。

継続品:ボクシング

ボクシングを始めたきっかけは「おもしろいよ」という社長の一言。「やってみたい。」と思ったらその頃の私は臆さない。運動経験ナシだろうがそんなことはやらない理由にしない。

「やってみなければわからない」だったら「やってみればいい」だけのこと。

今にして思えば「」になれるというのが、仕事をしながらボクシングを続ける理由だったような気がする。仕事が忙しくなればなるほどボクシングをする時間を作った。そうやってバランスを取っていたんだと思う。

そして、退職を機に、ボクシングは私に今までと全く違う人生を与えてくれた。

私が今まで選んできたことの何一つ違ってもここには辿り着かなかったと思うとなかなか感慨深い。

今このSTORYを書いているこの場所は、税理士を目指して東京に出て来た田舎者の今の居場所 ボクシング&キックボクシングジム TAKE IT EASY 

おもしろいよ」の一言が導いた最高の継続品。 Let's just TAKE IT EASY !!!

カタリエ3に投稿されたストーリーがついに書籍化!
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