前に進み出る女性への応援詩

とある有名リサーチ


先日友人がTEDの映像を勧めていて
そのなかで触れられていたことが
タイムリーに私に響きました。

数年前にも一度聞いたことがあって
ブログでこっそり紹介していた話だったんですが

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2002年 ニューヨークシティにあるコロンビア大学での実験。
(コロンビア大学は米国アイビーリーグのひとつ)

その名門大学のビジネススクールで
学生を2グループに分けて行われた。

「ベンチャーキャピタリスト(企業などを対象にアグレッシブな投資をする投資家)」になった 
シリコンバレーのある企業の
「オペレーター」のサクセスストーリー
これを

「Heidi」(ハイディ、女性の名前)
「Howerd」(ハワード、男性の名前)

の2パターンで学生に教えた。(実話は女性)

このファーストネーム以外は、姓も立場も
ストーリーそのものも全く同じものとして
2つの学生グループに伝えたのである。

その後行われた調査で、ハイディに対してもハワードに対しても同様に
Competent(優秀な、能力のある、仕事の出来る)
という評価がでた。
違いはここから。

ハワードの話にたいしては
ほぼ全ての人が好意を感じた。
「凄い人だ」「こんな人と一緒に仕事がしたい」
「一緒に魚釣りにいっても良いな」

一方ハイディに対しては?
「ちょっと自分を押し出しすぎ」
「なんか、小賢しい・・・」
「彼女の下で働く?うーん、どうかな」

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これを1分の映像で表したものがこれ
Labels Against Womenっていう、
いつアップロードされたか知りませんが
今の時点で600万人が見ている。

それぞれ違う、ということが一番大事


型にはめられ思いこみに縛られ
同じ事をしてるのに狡いじゃないか
だから女性への偏見をなくそう、・・・とか
そんなんじゃないんです。

男性には男性の
女性には女性の 考え方があって
それぞれ大事なものがある
その違いは必要なこと。

それぞれの尊重するものが違うことこそ
この世の中を正しく動かしている力
そう思っているんです。
ある人は自分のこどもの未来を考え
ある人は新しい教育システムを考え
ある人は心の豊かさを考え
ある人は食糧問題について考え
ある人は核兵器の減らし方について考え
ある人は地元の商店街の活性化を考え。。。

そして女性には 仕事の種類や年齢問わず
「前に出ると偏見・誤解がうずまきやすい」という
自覚もきちんとあるから
比較的どのひとも自分の「担当エリア」を
地道にきちんと固めていくのです。
それって 凄く大切な仕事ですよね。
(そしてそれこそが
世の中をすんなり動かす推進力だと
私は信じているのです)

そして違いのなかに埋もれるだけじゃダメと気付く人も。


同時に どの女性も知っているんです
やっぱりリーダーが必要って。
でも女性が前に一歩出るとき
試される覚悟は半端ないものだということも
多分 男性には推し量ることが出来ないところまで
経験していなくても分かってしまうものでね。
それが人目にふれるものであればあるほど

その覚悟は両刃の刃であることも
よーく分かっているので
多くの人は 前には足をだしません。
出すぞ、と決めた人だって
分かっていた、といいながら
傷の痛みに退いてしまうことも多いのです。

今日のこの文章は
私はたったひとりの女性にインスパイアされて書いています。
(Storys.jpの本来の目的とはちょっと違うけど。)

(ご興味ある方は吉松育美さんでググって下さい)

でも同時に私はこの話が一部の女性に
とっても響くことを知っています。

最初のリサーチの話がタイムリーだったのは
私の目の前に ややもすると
敵を増やしかねないことを
それでも信念に従って始めた
その女性がいるからです。

いい、とか、わるい、とかの
世間の評価はどうでもいいのです
やる、と今決めたアナタへ

アナタはカッコイイです。
ぴっかぴかです。

だいじょうぶ、アナタはできるから。
理解し支える人もちゃんといるから。

アナタのその一歩は
きっと将来を大きく変えている
今 見えなくても
アナタの信じたことは 
時間がかかっても必ず起きてくる

彼女は すでに叩かれやすい所にいて
そのなかで苦しんだ末にこの行動を取った
その勇気、決断の重さを
私はステキだと思います。


一歩踏み出す女性たちへ
そして特に 日本のミス・ユニバースのあなたへ

がんばれ、がんばれ
弱いものイジメするやつなんかに負けるな
あきらめるな
アナタはぜったい出来る

そしてアナタの行動が必ず
世界の多くの女性のためになること
無知と無理解をこえること
私は信じています。


(自分のはなし、じゃなくてスイマセン)





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