ダンス仲間、それはタカ。

前編: ダンスを始めたきっかけ、それはDADA。
後編: ダンスかボクシングか、それは・・・。

MCハマーから始まる出会い。

当時、自分は中学二年14歳。

辰吉や鬼塚がボクシング界を盛り上げていた時代。

スラムダンクが連載を開始した時代。


生まれは東京だったが、

すぐに埼玉に引っ越し、育ちはそこになる。

都内には近いとこだったのだが、

通っていた中学の周りには、まだ田んぼがあり、

現在でも未だにネイチャーな環境だ。


今では絶滅危惧種とされている。

【ヤンキー】が人気を博していてた時代。

もちろん、目立ちたがりの自分も例外ではなかった。


学校ではいわゆるボンタンにパーマをあて

(パンチではない)

絶滅危惧種だったが、

(本人はオシャレのつもり)

オタク層も交流が広く言わば学年の人気者だった。

(手前味噌)


部活では入学早々、楽そうだと思って入った卓球部で

意外と楽ではない事から、3ヶ月ほどで即辞め。


同じ体育館でやっていたバスケ部が目に入り入部。

特にバスケが好きだった訳ではない。

モテそうだったからだ。


何だかんだで卒業まで副キャプテンでレギュラーでもあった。

キャプテンになれなかったのは背だった・・・のか。(憶測)


しかし、

そんな自分はバスケではなく、

実はプロボクサーになりたかったのだ。


当時全盛期だった辰吉丈一郎に憧れ、

いつも試合をビデオに撮っては研究していた。

それと平行して相変わらずDADAは欠かさずビデオに撮り観ていた。

誰にも言わずにひっそりと・・・


そんなある日、

【とんねるずのみなさんのおかげです】で

MCハマーがゲスト出演していて、

足をクロスして横に跳ねる

ポップコーンというステップをレクチャーしていた。


そして、たまたまそこを録画していたのもあり、

何度も観て練習した。

明日学校で自慢する為に。


翌日、友達にステップを披露する機会を設け

ドヤ顔のつもりだったのだが、


【ジン、それ出来る奴いるよ】

※当時のアダ名はジン

小学校の時、口の横に産毛ヒゲがあり、

しんちゃん→オジン→ジン


なぬ!?

まさかもう一人いたとは・・・


そのもう一人とは野球部のタカだった。

比較的目立たない、普通グループの一人だった。

このタカと後々ダンスチームを組み活動を始めるのだが・・・。


こいつ専門学校もダンス。

ダンスの為にオールドスクールの本場九州に修行しに行くほど、

ダンスが好き、ダンスバカ。

いや、ダンスタカ。

こんなダンスバカなくせに、

海外に出ていないとこがこいつのポイント。

海外には惹かれなかったらしい。


ちなみに、このタカは

周りからも認められるほど

ダンスが上手かった。

更にジャンル超えて様々なダンスを習得して、

独特な解釈で取り入れている。

しかし、こんな素材がダンスの仕事に就けない現実。

やはりスキルの前に、ダンサーは個人事業としての

ビジネス脳が必要なのだ。

と感じた一面だ。


そんな彼は、

現在もひっそりと踊っている。

・・・らしい。


早速タカのいる教室へ向かった。

ちなみにタカとコンタクトしたのはこれが初めてだった。


【昨日のハマーステップやれんだって?】


と、交わる事のなかった二人がハマーを通して交わった瞬間。


どれどれ、ステップ拝見・・・


恐る恐る、しかし大胆に刻み始めるタカ。


うっ!

さすが後のダンスバカ。


上手い・・・

なんだよ、うめぇなおい。


俺が面倒臭くて付けなかった手さえも

ちゃんと付けてやってやがる。

しかもリズム感が良い・・・

動きもしなやかだ・・・

俺がするはずだったドヤ顔が・・・


タカの顔は照れながらも、

ドヤ、ドヤッ、ドヤッ!


こいつはムッツリ系だなと感じた。

ここをきっかけにタカを含め

ダンスに興味を持った5人でダンスの練習を始める事になる。








続きのストーリーはこちら!

ダンスかボクシングか、それは・・・。

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。