高専卒(情報工学科)の強み
私はとある高専の情報工学科出身です。
高専と一括りにするのもアレかと思いますが、私の思う高専生(特に情報工学科)の強みをつらつら書いてみようかと思います。
高専に入ってまず教官に言われたことが、「情報工学科の学生には、一人でコンピュータが作れるようになる程度の知識を教える」「CPUからアプリケーション・ソフトウェアまで含めてです」「うちは情報処理じゃなくて情報工学なんだよ」などなど、まぁとにかく五年間かけてみっちりやるから頑張れよと、そして情報工学科としての誇りを持てよと言われました。
で、まぁ実際やるわけです。CPUの設計やらアセンブラやら。今時の学生なんかが社会に出ても使いそうに無いあれこれを。
ですが、実はこれらが一番大事な基礎知識となるんですね。
基礎をしっかりと理解しているから社会人になって新たな技術やプログラミング言語を学ぼうと思った時に割りと簡単に吸収できるようになるんです。どんなものも既存技術の積み重ねなので基礎を知っているというのは非常に大切なことなんです。
お陰で僕も何とか御飯食べれてます。
著者の杉本 哲さんに人生相談を申込む
著者の杉本 哲さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます