日本の品格

3 / 3 ページ

「自分が弱いから負けた」
かっけー。
これまた、ただ外部からいらいらしていた自分が、
つぶれそうなほど小さく見えた瞬間でした。
人としての品格、
人としての潔さ.
器の大きさ、精神の極みを感じます。
中には中国観客や主審に対してもっと、
抗議する、主張するべきだったという意見もあったそうです。
でも僕はこういう生き様に憧れます。
だってこの大会への想いが一番強かったのは選手自身ですから、
篠原選手は最後のオリンピックでした。
人は最も逆境にたたされた時に素が現れると聞きます。
なでしこ、篠原選手、ほんとリスペクト!!
でも、こういう「品」であったり、「潔さ」って、
日本人らしさかも、ってふと思いました。
国によってはもしかすると、
選手も監督も怒りに任せて抗議し、
国をも巻きこんでの騒動になっていたかもしれません。
世界にはそんな例も多々あります。
これぞ日本の品格。
最近よく日本人は主張が足りないからダメだ、って話をよく聞きます。
せっかくODAで大金を使っても評価されないのは、
主張が足りないからなどと言われています。
でも思います。
途上国への援助をこれ見よがしに
主張するほどいやらしいことはない、っと。
人だったら間違いなく嫌われます。
もちろん日本の良さをPRするのは大事。
でも品格を落としてまで主張する必要はないのでは。
経済力トップの座は
中国、アメリカ、その他の国に譲っても仕方ない。
人口と人件費が違いすぎます。
でも
世界が憧れる国、No1
の座は狙えるのでは?
そんなことをふと思った、
政治も経済もよくわからない、
25歳、冬の日曜でした。

著者のDra gonさんに人生相談を申込む

著者のDra gonさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。