本当のカリスマは大器晩成である
坂本竜馬はカリスマだ。
それは日本の歴史を動かしたからではない。
いまでも多くの人に勇気を与え、
多くの人の生き方に影響を与えてるからである。
ではなぜ坂本竜馬が
今でも多くの人に影響を与えられるのか。
それは、「大器晩成」だからである。
幕末、長州や薩摩の志士たちが、
20代前半から大舞台で活躍してた時代。
竜馬は昼寝ばっかりしていた。
さらに子供のときは勉強もできず、
凡人以下のいじめられっこだった。
そんな竜馬が本当の意味で、
大仕事を始めたのは脱藩した28歳からである。
人は自分と背景の近い人から影響を受ける。
生まれながらの天才で10歳から日の目を浴びた人より、
生まれながらの凡人で50歳でやっと成功した人の方が、
なぜか勇気がもらえるものだ。
前者は、すげぇー!、で終わるが、
後者は、すげぇー!俺にもできるかも!、ってなる。
これは雲泥の差だ。
世の中はなぜか早く成功した人に
スポットがあたるようになっている。
そしてそれを見た人はあせり、自分を諦める。
だが本当は後から成功する人の方が、
多くの人に共感と勇気を与えられる
カリスマ性をひめているのだ。
大器晩成であればある方がよい。
凡人であればあるほどよい。
そう考えると、
人生はまじで素晴らしい。
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