時代は、江戸、幕末、そして世界戦国時代へ

司馬遼太郎超おもろい。
日本が好きになったのは
海外に出たことが大きな一因だが
もう一つの要因は間違いなく
歴史を知った事である。
そして同時に
歴史を知る事で
いろんなことが見えてくる。
「歴史を学ぶと、いかに人類が歴史から学ばないか、学べる。」
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
現在の日本は幕末と似ている言われる。
260年鎖国主義をとり
平和に暮らせた江戸時代だったが、
ペリー来航によって一気に激変した。
国はペリーの恫喝に脅え、
極端な開国主義をとる幕府と、
日本の誇りをかけ
極端な攘夷主義をとる雄藩と真っ二つ。
どちらも理想主義。
だが、最終的には
開国しながら富国強兵によって日本を
復活させようとする、
現実主義な第3勢力である
志士たちによって日本は救われた。
坂本竜馬筆頭。
今の日本もアメリカに守られたおかげで
戦争から離れ平和ボケしている。
そこへ中国(ペリー)韓国が圧力をかけ、
中国に屈するなという保守主義(攘夷)が
活発になり始めている。
この流れはいっそう激しくなる。
もし国のトップが完全保守をとれば、
日本は第2次世界大戦と同じく、
勝てない敵(アメリカ、中国、ロシアなど)
を敵にまわし同じ過ちを
繰り返す事になるだろう。
現在安倍さんの政策は
その方向にはいってない。
今後坂本竜馬のような
現実主義のリーダー(橋下さん?)や
脱藩志士(海外へ出た個人)が
たくさん現れ、
やがて日本は復興するかもしれない。
でもこれはあくまで近未来の話。
最近2040年の世界、といった本や
100年後を予想した本がよく出ている。
・英語を話せなくても誰ともでも話せる時代がくる
・場所を選ばず働く個人が増える
・国のGDPは下がり続け、強い個人が主役の時代になる
といろいろと面白いことが書かれている。
現にGoogleやFacebookといった
国を脅かす企業が増えていたり、
スペインでは都市が国に対して
独立運動をしかけている。
ノマドワーカーも増えている。
国→都市→企業→個人
とテクノロジーのおかげで
力は確実に分散していくのだろう。
言語やバックグラウンドをも超え、
個人が力をもつ、「世界戦国時代」も、
もはや先の話ではないのかもしれない。
その時に大事なるのは、
大手企業に就職した経験でも
英語をがんばって習得した成果でもなく、
国際感覚とサバイバル力なんだと思う。
いずれ自分たちが自分たち自身で
周りの大切な人、
家族、奥さん、子供、子孫を
守らなければならない時がくる。
日本のために、
大事な人のために、
何より自分のために、
世界に出たいけど、
今一歩踏み出せてない人は、
今すぐ世界へ出よう。

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