夜の世界をウラガワから5年間見た男

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車返せよ辻くん!

自分が働いていた水商売はテレビの中でしか聞かない・聞けないような
不思議な事が頻繁に起こる業種でした。
その中で今でも記憶に残るエピソードを何回かに分けてシェアしたいと思います。
自分が働き始めて2年程たった夏。彼がバイトとして働き始めました。
そう彼の名前は辻くん。生まれが和歌山。前職がホスト。現職ヒモ。
確かに男前でした。なんとなく雰囲気もありました。
同時に業界特有のうさんくさい雰囲気もありました。
彼が勤務して2ヶ月が過ぎた頃、彼からもっと働きたいと言われました。
お店としてはうれしい事でしたが、いかんせん彼は車を持ってませんでした。
何故ならお店が終わり次第送迎に行く必要あったので必須アイテムでした。
弱りました。送迎行けないのに残しても意味がない・・・
「そや余ってる車貸したろう」浅はかでしたが自分が楽したい為に
出会って間もない彼に車を貸したのでした。

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