高校生が突然ヒッチハイクしだす話。

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次話: 高校生が突然ヒッチハイクしだす話#2


「ドライバーさんよー、君たちの求めている答えはなんなんだ!おい!

乗せてくれよ

こんなに寒そうなところにいるんだぜ

100mでもいいんで乗せてください…

お願いします

もう無理です

ドライバー様乗せてください

本当に調子乗りました

ごめんなさい

乗せて頂けませんですか?

誰か…

誰かぁああああああああ


僕は寒空のした1時間30分スルーされ続け
心がズタボロになり
出発した時の自分を焼き土下座させたかった
もうダメだ
もうダメだ
あの時の自分氏ね
あの時の自分氏ね
もう帰ろう…
帰れそうにないし
いやもうここで寝よう
神様今までありがとうございました。

寝袋とかは持ってないです


その時…



草津まで行きたいの?」

「乗ってく?」

神様が現れた


若いイケメソな男の人だった。

僕は諦めかけた
いやもはや諦めてた
ただ帰る方法がなかったのだ!

「こんな夜中(深夜1時くらい)に拾って頂いてありがとうございます。
本当助かります」

イケメソ「一瞬迷ったんだけど、草津までならいいかなーって
ちょうど話し相手も欲しかったし(爽やか)」

(なんていい人なんだ
神様なのかこの人は?
本当は神様なのか?)

「僕もうここで家に(天国に)帰ろうかと迷ってましたw」

イケメソ「高校生なのに一人でヒッチハイクなんていやー君すごいよ!!」

「いやーそんなことないですよ。てへぺろ」

イケメソさんは美容師をやっていて
優しい神様でした。
後日お礼を言いに行く予定です。

車の中でお喋りしながら
進むこと50分くらいで
草津に着く。
この時の50分は本当に幸せでした。
人の優しさがわかった気がしました。

草津SAにて

「本当にお世話になりました!あなたがいなければ僕は家に(天国に)戻ってましたよ」
イケメソ「その行動力があるなら東京までいけるよ!!」
「ここまで来たのならやってやりますよ!!ww」
最後はイケメソらしく熱い握手でさよなら。
もうここですでに泣きそうになってる僕
できることならイケメソさんにこのまま東京まで連れて行ってもらいたかったくらいだった。

草津でイケメソさんの余韻に
浸りながら【名古屋】と書いた紙を持っつこと30分…


????لا تذهب لركوب لنا

「はいぃ?(あっやべぇ)」




今日はここまでです。ここまで読んでいただきありがとうございました。続きは後日書きます。

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高校生が突然ヒッチハイクしだす話#2

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