人見知りを直した六年間

人見知りを直した六年間

●一年生 人見知り

「友達になろう!」
周りにバンバン話し掛けてる幼馴染を見て、焦り始めていた小学一年生の春。桜が校舎を包み込んでいた。
全校360人ぐらいの古くも新しくもない私の学校は、急な坂道を登った先にあり、裏には山がある。
今年入学した私は、友達の作り方もわからずに、ただただぼんやりと日々を過ごしていた。
保育園から幼馴染の友達は、友達をたくさん作って、楽しそうだった。私は、たまに男の子や女の子に遊びに誘われたりして、私にとっては、不安でもあり、つまらないような日常。
家に帰って、泣き出す事も、
学校で、泣き出す事もあった。

でも、学校自体としては、少しずつ慣れて行った。

●2年生 ペット

二年生になって可愛い犬を飼い始めた。友達に見せたりもしたし、とっても可愛くて、嬉しかった。
この頃からかは分からないけど、お父さんは日に日に厳しくなり、私の事を叩くようになった。何かダメな事をしていれば、叩く。そのせいで、私はお父さんの必要さを疑って行った。

●3年生 嫌がらせ

三年生のころ、ちょっとした嫌がらせを受けていた。嫌がらせをしていたのは、  KとM。それに、SやYなどから、           「ナルシスト」と、意味もなく言われて、傷つく日々が多かった。その頃      仲良かったHも、少し私をからかったりしたから、学校が嫌だった。
●四年生 いじめっ子の転校

なんだかんだやって、私を散々いじめたKが転校していった。嬉しかった。前は、セロハンテープを頭に付けられたり、していたけれど、今は少しずつ減って行った。
でも、「ナルシスト」というあだ名は、あまり変わらなかった。                       …でも、少しずつ日々は、変化した。     その頃の私は、自分の経験を、蓄積できたようだ。
●五年生 新しいクラス、新しい友達

二度目のクラス替えがあり、私は、進級した。
幼馴染と同じクラスになって、Hは別のクラスになった。
でも私は、その頃あまり幼馴染とは居ず五年間同じクラスのMと、初めて同じクラスになって、お嬢様のMKとくっつくようになった。
まあ最初は、自然な流れでMやMKと一緒にいて、次第に仲良くなっていた…という感じだ。
●六年生 みぃとの出会い

六年生になり、掃除班の再構成が行われた。同じ班になったのは、三年の時にいじめっ子だったMと、まあまあ中の      良いR。いじめられキャラのW。ゲームオタクのE。そして、みぃ(仮)。
あんまり話した事がなくて、常にRといたけど、自然と仲良くなり、私とみぃと幼馴染といるようになった。

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