ペットの安楽死

 はじめに。

ペットの安楽死…これは
ペット業界でも、避けては通れない
奥が深く、とても重い課題です。
考え方は様々ですが、トリマーも
常に頭の片隅に置いて置かなくては
いけないのが現状です。
ペットに携わる以上、安易な考えで
発言してはいけません。
難しい問題ですが、今回は
私が常に思っている…
ペットの安楽死の在り方について
お話していきたいと思います。

第一章 安楽死とは

ペットの安楽死と聞くと、皆さんは
どのような場面を想像しますか?
おそらく、病気を想像する人が
多いのではないでしょうか。
…そうです。安楽死の条件…
というと、なんだかなぁ…って
感じの表現になりますが
主に、骨肉腫(骨のガン)、
末期ガンそして…殺処分にも
安楽死を実行する場合もあります。
殺処分は主にガスですが
安楽死を望まれる場合、先ずは
安楽死の同意書を書いて
承諾の上で安楽死を実行します。
安楽死の方法は致死量の麻酔
静脈注射(血管に直接入れる)を
行い、これをすると本当に
呆気ないくらい早く…眠るように
逝ってしまいます…。
病気以外では、悲しいですが…
飼えなくなったり
気性が荒く手に負えないなどの
理由から、安楽死を望まれる
場合があるのも事実です…。

第二章 安楽死の必要性

私が常日頃から思うのが、
ペットの安楽死は
本当に必要なモノなのか…と。
確かに、病気で苦しんでいるペットを
看ているのも辛いし、可哀想に
思うし…ラクにしてあげたい…。
そう思う気持ちも…わかりますし、
いざ自分が同じ立場になったら…
そう考えると複雑です…。
ですが、本当に難しい問題では
ありますが…。これは、あくまで
私個人の考えですが…これらの
負の感情は、飼い主さんの
気持ちであり…当の本人(ペット)は
本当に安楽死を望んでいるの
でしょうか?本当に早く
ラクになりたいと思っているのか
それは分かりませんよね…?
もしかしたら…なんで⁈
なんで⁈僕は、私は…まだまだ
生きていたいよ!!!
確かに苦しいし、辛いけど…
それでも僕は…僕は…
まだまだ…飼い主さんと一緒に
居たいんだよ…泣 泣 泣。
なんでなの…?病気になった
僕は嫌なの…?‼︎
そんなに早く…僕とお別れ
したいの…?泣 泣 泣 泣…。
最期を看取ってよ… 泣 泣。
僕は最期の最期まで…
愛する人と一緒に居たい…。
愛する人の腕や胸の中で
抱かれて…優しさに包まれて
僕は逝きたいんだ…。
顔を…覚えておきたいんだ…。
だから…お願い…。
そんな悲しい方法を取らないで…。
そう訴えているように私は思います。
愛する人の温もりを感じて
温かい気持ちで最期を迎えさせて
あげるのも、私達飼い主の
最期の務めではないでしょうか?
大切なのは…最期まで一緒に
居てあげること。
看取ってあげること。
それが大切ではないでしょうか?
辛くても、苦しくても…。

終わりに…。

終わりが早くてすみません…。
でも、それくらい安楽死
重い問題であり、今後も終わりない
永遠の乗り越えるべき課題なのです。
私は、安楽死自体を否定している
わけではありませんが…肯定も
していません…。
何故なら、ペットは私達人間に
とって…大切な人生のパートナー
であり、家族であり…友だから。
ただの動物ではありません。
ペットはかけがえのない家族です。
私達人間と同じ、生き物です。
私達と同じく…があります。
人間は言葉を発せられるけど…
ペットは言葉を発せられません…。
言葉を発せられないからこそ
安易に、人間の勝手な判断で
ペットの生死を決めることは…
褒められた行為では決してない。
時と場合によるけれど、
可能ならば、安楽死という
悲しい判断を下さずに
最期を看取ってあげることが
ペットにとって…
1番大切なことであり、幸せな
ことなのかもしれませんね。

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