うつ病で休職してるけど、Twitterで1000RT達成したらうつ本を出版するという目標を作り、それから1ヶ月たったけど200RTしかいかなくて、心が折れそうになりながら、しょくぱんゆるキャラとか、Twitterで知り合った方々に励まされ、出版するまで頑張る28歳(男)の話

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もちろん、得たものも多かったと思います。多くの人と出会えたし、知らなかったことも苦労しつつ、たくさん覚えました。でも、一生働いていくとしたら、本当にSEとして生きていきたいのか?SEの仕事が好きといえるのか?


働いていた頃は、自分に問いかけもせず、とにかく必死に走って、走って、走り抜いて。頭の中にずっとあるのは分かっていたのに、向き合わずにいた問いかけでした。


どういう巡り会わせでSEとして働くことになって、なんで休職することになったのか。うつになったのか。考えても考えても答えは分かりません。どういうわけか、こういうどうどう巡りになってしまう問いが、どんどん頭の中に浮かんできてしまうのです。


少し休んだぼくが、『SEとして人生を生きていきたいか?』その問いに出した答えは『NO』でした。


知らない面白そうなことではなく、知っていて自分が好きだといえることを仕事にしたいと考えるようになりました。『本』に関わる仕事がしたいと思いはじめました。ぼやっとですが、休職中に向き合って、考えて、辿り着いた一つの答えでした。


■節約、節約、節約!!


仕事について少し考えることが出来るようになってきたら、次はお金のことが心配になってきました(心配の種は尽きないのです・・・)。それまでは、それどころではなかったということもありますが、気にせず休んでいました。


ここで少し休職中の生活費についてのお話を書きます。休職中の収入の柱は『傷病手当金』です。申請してから手元に振り込まれるまで、だいたい1ヶ月半ぐらいかかります。収入の柱といいつつも、(ぼくの場合は)なんだかんだで、手元に残るのは月に10万円とちょっとぐらいです。


ちょっと一緒に生活費について考えてみてください。休職しているとはいえ、生活していくためにはお金がかかります。うつ病の治療をしているので医療費も必要です。振り込まれた傷病手当金の中から、家賃と、医療費と、光熱費と、しょ・・・食費??あれ、全然足りてないよ??


現実について少し考えることが出来るようになったら、今度はそこに目を背けたくなるような現実が立ちはだかっていたのです !泣


治療するために、安心して生活するにもお金は必要!!足りないなら、節約するしかないでしょ!!(当時っぽく言うなら、じゃあいつ節約するのか・・・今でしょっ 笑!!)というわけで、少し遅れをとってしまった感はありましたが、節約生活をスタートさせたのです。この時に(精神的に)専業主夫と化したぼくは、当時の生活費の無駄を、ガリガリと、ばっさばっさと削っていきました。


ここは削れるでしょ!ということになったのは以下の8つです!(他にもちょこちょこしたものはありますが、主なものは以下でした。)


1.食事は基本的に自炊!

2.新聞の購読はやめる!

3.スマホのキャリア変更!

4.本は図書館(or ブックオフ)!

5.美容院から1000円カットへ!

6.カフェに行く回数を半分に減らす!

7.飲み会には行かない(というか、お酒飲めない)!

8.TOEICとか情報処理試験とか受けない(というか、受けれない)!


そんな時によく読んでいた本が、イケダハヤトさんの『年収150万円で僕らは自由に生きていく』です。タイトルに書いてある年収150万円って、ほとんど今の財政状況そのものでした。この本を読みながら、この状況でも平気なの?大丈夫なの?安心していいの?と、すごく安心したのを覚えています。複雑なことは考えることが出来ないので、単純に簡単に考えることにしたのです。今出来ることをやっていこうと。


ぼくの場合、多少の貯金があったことに加えて、同棲していた彼女(現:奥さん)の収入があったことがとても大きく、とても助けられました。それに定期的に届く、両親からの食料でいっぱいのダンボール。これでもかというほどにつめこめれた野菜。食べきれないでしょって突っ込みたくなるほど大量のお米。届くたびに今でも泣きそうになります。

(※最近送って頂いた救援物資の図)


実際、生活は執筆している今も厳しいし、苦しいです。でも、生きていけないほどじゃない。ぼく一人じゃ生きていけないけど、今は誰かに頼って、甘えて、支えられてなら生きていける。元気になったら、好きなだけ恩返しをすればいい。ぼくは今、生かされているということを実感しています。


■そういえば、ブログやってたな・・・


と思い始めたのもこの頃でした。はじめにちょっとだけ書きましたが、ぼくはABELOG(

http://honjitsunocoffee.cocolog-nifty.com/blog/

)というブログを運営しています。調子がいい時に、ぽつぽつと記事を更新していました。


プロブロガーのイケダハヤトさんとか、ノマドの立花さんの存在を知り、文章を書いて生活をしているなんて、ずごいカッコいい!と思いました。ぼくのブログのアクセス数は、こうした有名ブロガーさん達と比べたら、足元にも及びません。繰り返しますが、まったくおよびません。それでも、ブログを書いている時間は楽しく、頑張って続けていきたいなという気持ちが出てきました。


徐々にではありますが、『集中力』が回復してきた実感がありました。文章を書くこと、活字を読むことが少し楽に出来るようになってきました。


集中力が回復してきたので、これまでの休職生活にだいぶバリエーションが生まれました。午後に近所のカフェまで散歩して、読書をして帰ってくるなんてことも出来るようになってきました。また、午後に図書館まで散歩して、駅前のカフェに行って、読書して帰ってくるなんてことも。そして、午後に駅前のブックオフまで散歩して、カフェに寄って・・・(以下略)。


郵便局ではがきを買ってきて、懸賞に応募したり(一度も当選したことはありません)、公募ガイドを買ってきて原稿用紙5枚程度の賞に応募したりしました。ブログを更新するもの、公募に応募するのも、文章を書くということ。それに、文章を読むこと(読書)がぼくの仕事に加わりました。


今の生活スタイルが確立されたのはこの頃です。不安に襲われる頻度も少なくなりました。そして判を押したような生活を送りながら、うつ病治療を続けていきました。同じ毎日を繰り返し、気が付いたら季節が変わり、休職して初めての冬を迎えました。


今年の冬は、例年と比べ物にならないぐらい寒く感じました。多分、うつ病と寒さは相性が悪いと思います。寒いと外出するのも億劫になり、部屋に引きこもりがちになり、コタツの中で1日のほとんどを過ごすことになります。下がり続ける気温と一緒に、ぼくの気持ちもどんどん冷え切っていきました。


しかし、この後冷え切ったぼくの気持ちを熱くさせてくれる出来事が起こりました。寒い寒い1月の末。東京都知事選が始まったのです。


■東京都知事選2014!!


普段はあまり気にならないのですが、今回の選挙は違いました。一人だけiPhone片手に立候補した、家入一真さんがいたからです。他の候補者の方々と比べて年齢も若く、ぼくと同じように気になった方はたくさんいると思います。この人、何者なんだろうと。


なんとなく名前を知っていて、なんとなく気になったので、家入さんのTwitterアカウントを見つけて、フォローしたのでした。


その後の2週間に渡る選挙戦では、みなさんご存知の通り、これまでにない戦いを繰り広げた家入さん。ぼくは、この人のことを『革命家』だと思いました。政策がないのでみんなで作ると言っている、お金もないのでクラウドファンディングで集めると言っている。どう考えたって普通じゃありませんでした。面白すぎます 笑。


ぼくは東京都民ではないので、選挙権はありませんでした。それにTwitterのハッシュタグの使い方も知りませんでした。ですが、ためしに『#ぼくらの政策』をつけてツイートしてみたら、家入さんがぼくのツイートをリツイートしてくれたのです!


どんどん拡散されていくツイート。家入さんが、うつで休職しているけど、そんなことは関係ない。この選挙に参加していいよと言ってくれているような気がしました。政策を考えて、ぼくらの政策にツイートすることが、今のぼくの仕事だと感じました。


それからは、一日中政策を考えてツイートする日々が始まりました。休職して以来、これほどまでに何かに没頭したことはありませんでした。政治にはそこまで興味はなかったので、すごく新鮮さがありました。


家入さんのポスターを探したりもしました(結局、見つけた掲示板には家入さんのポスターはありませんでした・・・)。家入さんの演説を書き起こしたり、家入さんのツイキャスをチェックしたり、選挙期間中はとにかく毎日が楽しかったです。


最終的に#ぼくらの政策には30000ツイートぐらい集まったそうですが、そのうちの200ツイートぐらいはぼくのツイートです 笑!もちろん、ジョークのようなツイートもたくさんしてしまいましたが、発表されたぼくらの政策120のうち、4つもぼくのツイートが採用されていたのです!(@honjitunoで探してみてください!)


採用して頂けたのは、たまたまだったり、運だったり、色んな要素が重なった結果だと思います。でも正直、かなり嬉しかったです。休職していると、社会との繋 がりがほとんどなくなるんです。でも、こうやって声をあげて、社会と繋がることできて、自分の声を届けることができたと思うと、少しだけ自分の中に自信の ようなものを感じました。


都知事選での怒涛の政策ツイートは、仕事半分、遊び半分の感覚でやっていました。ただ、それまでは情報収集ツールとしてしか使っていなかったTwitterの面白さに気がつきました。ツイートがリツイートされたり、お気に入りされたり、家入さんが言っていたネットの双方性のようなものの楽しさだと思います。


都知事選が終ってしまったので、政策ツイートをするという仕事も終わりを迎えました。それから数日は何もせずにすごしていましたが、自分の中になにかに挑戦したいという気持ちが徐々に芽生えてきたのです。


■1000RTでうつ本出版チャレンジ開始!!

ようやく本題に入ります 笑!家入さんが落選して少し落ち込んでいたぼくが、何かに挑戦しようと思い、1つの目標を作りました。


どうせやるなら自分の好きなことをやろう。面白いと思うことをやろう。それは『Twitter』『執筆』でした。そして作った目標。


1000RT達成したら、うつ本を出版する!!


この1000RTというのは、家入さんのまねっこです。ちなみに家入さんは1000RTを30分ほどで達成したそうです。


そしてこれがオリジナルのツイートです!

うつ病になって休職生活が始まって、働いていた頃のようには生活出来なくなりました。当然といえば当然ですが、以前は出来ていたことが出来ないということは多々あります。


でも、Twitterならできるし、文章を書くこともできる。そして楽しいと感じる。


『今ぼくができることの中で、ぼくはどれだけのことをやり遂げることができるのか?』


考えると少しわくわくしました。これって、かなり珍しいことです。だいだい不安が最初に出てくるので。


1000RT まで、1RTずつ積み上げていく。すごい単純。多分、長い時間がかかると思うし、1000RTを達成できたとしても、うつ本を書いて出版することができる のかわからない。でも、少しずつでいいなら、時間をかけてもいいなら、今のぼくにもきっとできる。思い込みにも似た気持ちを抱きながら、とにかく始めてしまえっ!と、勢いで始めたのでした。


■Twitterで広がる仲間の輪!


心機一転!チャレンジを始めたものの、最初はRT数が2とか3とかでした・・・。残り999RT、998RT・・・一体何年かかるんだ!1000RT、果てしなさすぎるぞっ!そこで、ぼくはこの休職期間中に身に付けた『頼る』というスキルを発動したのです!著名な方へのRTのお願いです。


そして奇跡が起こり始めました。


奇跡その1 プロブロガー、イケダハヤトさんによるRT!


奇跡その2 われらが家入一真さんよるRT!


このイケダさんと家入さんのRTをきっかけに、このチャレンジを知ってもらえたり、同じくうつで悩んでいる方が声を掛けてくれるようになりました。


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