10数年前、JKも注目してた選挙の話
今から10数年前。世の中は「小泉フィーバー」だった。「小泉」氏が率いる与党は選挙で圧勝した。世間の誰もが「小泉」に注目していた。
そんな時、僕は通勤のためにバスに乗っていた。眠い目をこすりながらバスに揺られていた。うとうととした頃、JK二人が乗車してきた。JKは一番後ろの席に座り、おしゃべりを始めた。話題は意外にも選挙だった。
JK1「ねぇ、選挙(のテレビ)見た?」
JK2「見た。小泉すごくね?」
JK1「やばい、超すごい」
JK2「日本、マジ変わるかもしれない、ヤバい」
JK1「やばい、ちょーウケるんですけどー」
内容は全く無い会話だが、政治への関心が高くなったのは良いことかなと思いながら聞いていた。
JK2「ていうかさ、あの人知ってる?」
JK1「誰?」
JK2「あの、小泉のライバルみたいな」
JK1「あー、あのメガネのおじさん」
JK2「それそれ。あの人誰?ウケるんですけど」
JK1「ちょーウケるよね!ていうか名前さー、小泉のパクリじゃね?」
JK2「ぜったいパクってる、ウケる」
JK1「何て読むの?」
JK2「キョイズミ?」
JK1「キョイズミ!!!ちょうウケる」
JK2「パクってる!!」
笑いをこらえるのに必死だった。ちょーウケるのはコッチだ。
蛇足だが、この選挙で野党比例1位で当選した人が大橋巨泉。
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