ちょっと大阪からママチャリで神奈川まで帰った話 第5回

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おばちゃん
きーつけてな~!!
ありがとーーーーーーヽ(´□`。)ノ・゚

別れを惜しむなか、小汚い男とママチャリを乗せた軽トラが、軽快に景色を置き去りにする。

いい人たちだったなぁ...。

ほんの一時間程度だっただろうか、しっかりと人と会話をすることに、こんなにも乾いていたのかと自分でも驚いた。ほんの数時間前まで、道路で寝ていた人間は、すっかり元気を取り戻し、また、ワクワクしていた。


男性
ごっついことしてるなぁ(笑)

視線は前を向いているが、横を向いて話しかけてくれているような優しい口調で興奮気味だった。


男性
今しか出来んことは、絶対やっときや!!
俺らはもーできんからなそんな楽しそうな事。

話の分かる方でよかった。
何してんねんお前....

みたいな人だったらきっと、二人っきりの密室の空気に耐えられなかったと思う。

そして、20分ぐらいだろうか、途中県境辺りまで乗せて行こうかと言われたが、


猿岩石が、ユーラシア大陸横断の時に、実は途中飛行機乗ってました。

を、後から知ってショックを受けた経験があるのを思いだし(安全の配慮の為)、まだ見ぬこのバカ話を来てくれるであろう人達がガッカリしないように、程よい場所で下して頂いた。

とはいっても、道が全く分からない状態から、国道沿いまで来たのだから、地図が使える!!!

しっかり挨拶もして、さあ!!奈良もあと三分の一だぞ!!

と、軽快にこぎ始めて5分


ガチャッ!!






え??




そばと人情でチャージされた私の脚力は、すでに範馬勇次郎のそれすらも凌駕するがごとく踏み込んだペダルから

ズリこけた....。

何が起こったのかさえ分からず、ただ地面とアイラブユーした。





チェーンが外れたようだ...。



恥ずかしい!!あまりに恥ずかしい!!!

誰も見ていないよね(゚Д゚≡゚Д゚)?


通り過ぎる車はあれど、こける瞬間はどーやら誰にも見られていない。


(ふー・・・危なかったぜ。あんなとこ見られていたら、恥ずかしくて死んでしまうとこだった...)


さて、チェーン外れの一つや二つ、男なら直せなくてどーする!!!

何せ学生時分は、マウンテンバイクという山の様な名前の自転車に乗っていた経歴の持ち主でもあるこの私。チェーンが外れ、ズボンのすそが巻き込まれて、チャイナドレスの様になった経験も持つ私にかかれば、こんなピンチ、チャンスですらないわ~あっはっはっはっは~


あああああああ~゙!!!?







みんなの読んで良かった!