【人の優しさに感謝】ベトナムのぼったくりタクシーで落とした携帯が戻ってきた【現地キャバ嬢に感謝】
ホテルの部屋で携帯を探すも無い!
やはり、タクシーに落としたか?
山田さんから連絡が。
ホテルのフロントに向かう。
Can I talk with the staff of the Japanese?(日本人スタッフとお話しできます?)
Yes. One moment, please(はい。しばらくお待ちください)
この会話を何回繰り返しただろうか。
このホテルは日本人スタッフが常駐している。
とても助かった。
事情を説明して、ホテルのスタッフの方からあらためて携帯に電話をしてもらうことに。
今回も相手が出た。
話を聞くと、相手はホーチミンのタクシー会社だそうだ。
今日は担当者がいないから明日折り返すとのこと。
往復のタクシー代を払うから持ってきてもらおうとも思ったが、それは日本人的な考えで、こちらの人はこちらの人の考えがあると思い明日を待つことにした。
※尚、日本語学校の写真は他の方が撮影した写真を利用させていただきました。
「明日になれば見つかるよ、遊びに行こうよ!」という誘いで夜の街に
僕は終始どんよりしていた。
前回行ったキャバクラに向かい、前回と同じA子さんを指名した。
その理由は、日本語が話せるので事情を話して明日タクシー会社へ同行してもらいたかったからだ。
事情を伝えたが、A子さんはお昼仕事をしているらしい。
母親と2人で花屋をしているそうだ。
そのため、休むことはできないと。
残念だったが、いたしかたない。
その日は現地の人や観光客があつまるクラブというかディスコのようなところにアフターで行った。
現地の夜の遊びの雰囲気も見れてよかったのだが、携帯の事ばかりが心配だった。
女の子たちと別れて、ホテルの僕の部屋で一緒に日本から来た佐藤さん、山田さんと軽くビールを飲んでいた。
あまりの僕の落ち込みように、山田さんが指名した女の子(B子さん)に連絡を取ってくれた。
誰か、明日一緒にタクシー会社に同行してくれる人はいないかと。
僕が落ち込んでいた理由は・・・
ホテルとタクシー会社とやりとりをして、タクシー会社に携帯を取りに行くことになってもホテルのスタッフが同行はしてくれない。そうした場合、言葉の壁もあるし、すんなり携帯が戻ってくるとは限らない。また、明日の夜の便で帰国だ。
明日携帯が戻ってこなければ・・・
山田さんに付いたB子さんはかなり日本語が堪能だった。
事の重大さを理解してくれて、夜中だというのに何人かにあたってくれた。
そして、結果として、A子さんが昼間の仕事を休んでタクシー会社に同行してくれることになった。
なんて親切なんだ。
とてもありがたかった。
翌日電話をかけてみると・・・
翌日10時になってもタクシー会社からの連絡が無い。
A子さんと待ち合わせをして、僕の持っているもう一台の携帯から無くした携帯電話に電話をしてみるとつながった。
すぐに女の子に代わって事情を話してもらった。
しかし、昨日と話が違う。
相手はハノイに住んでいるとのこと。
?
ホーチミンのタクシー会社で預かってるんじゃないの?
どういうことなのか?
昨日の電話の対応はウソだったのか?
不安が頭をよぎる。
A子さんと一緒にホテルのフロントに行き、事情を説明して改めて連絡をとってもらう。
すると今度はタクシー会社につながったようだ。
この時も日本人スタッフに通訳をお願いしたが、なかなか意図が伝わらない。
ただ、携帯を取りに行くだけなのだが、30分ほど相手と話をしている。
ベトナム人のホテルスタッフと日本人のホテルスタッフがやりとりをしている。
細かいやり取りは聞けなかったが、
ベトナム人スタッフ:Intention is not transmitted successfully(うまくこちらの意図が伝わらない)
Okey?(これでいい?)
日本人スタッフ:Not Okey!(いいわけないでしょ!)
というようなやり取りで思わず笑ってしまった。
しびれを切らしたA子さんがベトナム語でスタッフとやりとりをしてくれた。
すると話が進んだ。
電話越しにタクシー会社からは携帯のメーカー名を教えてくれとの質問があった。
本当に落とし主か確認しているようだ。
僕はシャープ製だと伝えた。
しかし、ここでまたひと悶着。
なかなか話が進まない。
ホテルのスタッフも困惑しているようだ。
しかし、会話を聞いているA子さん曰く、
「たぶん、タクシー会社にある。今うまく伝わって無いだけでタクシー会社に行けば必ず携帯はあるからまずはタクシー会社に行こう」
そしてタクシー会社へ向かうことになった。
一見スムーズに進まないようなホテルの対応だが、そんなことは無かった。
ホテル側で手配したタクシーについてはすべてのタクシーのナンバーと会社名、お客の搭乗時刻を記録していた。
その記録から該当タクシーを割り出し、運転手の名前まで割り出してくれた。
すばらしい対応だ。
尚、ホテルはNew World Saigon Hotel(ニューワールド)
その情報をもとにいざタクシー会社へ。
しかし、なぜ僕が電話をしたとき、ハノイにつながったのか。
その不安だけが払拭できなかった。
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