”たった2つの感情”で引きこもりのキモオタ童貞が、日本でトップの難関大学、東京大学に合格。さらにカワイイ彼女まで作ることができた話

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そうこうしているうちに僕にもあだ名がつけられました。


いま思い返しても恥ずかしいあだ名だと思うのですが、

そのあだ名とは・・・





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『プリンス』です。


信じられます?


中学では公衆の面前で女子に『キモい』と言われた

人間が『プリンス』ですよ。

信じられないですよね。



別に自慢がしたいわけではありません。


それくらい見た目を変えることの

効果は絶大だってことを知ってもらいたいだけなんです。


よく、「女性にモテるためには第一印象が大事だ」なんて言われますが、

あれは本当なんだと確信できる出来事でした。



特別何もしていないんですよ。

やったことと言えば髪型を変えたことぐらい。

あとはアニメやゲームの話をしなくなったことぐらいか。



もちろん、たまたまいろんな条件が重なったというのもあります。

中学時代は部活をやっていませんでしたから

肌はわりと綺麗で白く、また細身だったのも一つの要因でしょう。



しかし、あり得ないですよね。

自分でも信じられないぐらいです。


女子に『キモい』とまで言われた自分が

今度は『プリンス』と呼ばれるようになったのだから。


とはいえ、それでモテるようになったかというと、

現実はそう甘くはありません。


ここまでの話だけ聞くと、僕が高校デビューを果たして、

女の子にモテまくって、充実した青春時代を謳歌したんだろうと思うかもしれません。


しかし、現実は・・・



友人はたくさんできました。

『高校の付き合いは一生の付き合い』なんて言葉がありますが、

本当にその通りで中学時代に比べればはるかに深い仲だったでしょう。


しかし、友人と聞いてわかるかもしれませんが、みんな男友達です。

女友達と言えるような仲のいい女の子は一人もいませんでした。



0ですよ。ゼロ。

どんなヘタレにだって少なくとも1人か2人ぐらいは

女友達がいるんじゃないでしょうか。



まあそれはいいとして。


当時の僕はやはり中学時代に女子に言われた『キモい』の一言が

トラウマになっていたこともあり、女の子が大の苦手でした。



女子と目が合うだけでもドキドキするし、

自分が分かる話題を目の前の女子が繰り広げていても

割って入る勇気はないし、

いざ話すことができたとしても

とにかく笑って自分の緊張をごまかすばかりで、

何をしゃべっていいかも分からず、

一向に仲が深まることはありません。



完全なる『ヘタレ』だったわけです。

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